SwitchBot ハブ3。
スマホを開かずにエアコンの温度を回して変えるスマートリモコン
買うのは、家にスマートリモコンを入れたのにスマホを開くのが面倒で使わなくなった人だ。 ハブ3は本体にダイヤルと4つのボタンが付いていて、エアコンの温度を1℃ずつ、照明の明るさを10%ずつ回して変えられる。ハブ2の本体にあるボタンはonとoffの2つで、割り当てられるのはシーンだけだ。 赤外線を飛ばす力そのものは両方とも同じで、変わるのは操作する口の数になる。
リビングに1台置くならハブ3。寝室や2台目に足すだけならハブ2かハブミニ(Matter対応)
ハブ3
16,980円
ハブ2
9,980円
ハブミニ
(Matter対応)
5,980円
スマートリモコンを入れても、結局スマホを開くところで手が止まる
エアコンを1℃下げたいだけなのに、ポケットからスマートフォンを出して、ロックを解いて、アプリを開いて、部屋を選んで、やっと温度に触る。
元のリモコンなら、手を伸ばしてボタンを1回押すだけだった。
家族も同じところで止まる。声で動かす手はあるが、テレビが鳴っている部屋では通らないし、寝ている人がいる時間には使えない。
ハブ3の使い方とできること。ダイヤルと4つのボタンが本体に付く
ハブ3の画面の下には、押し込めるダイヤルが1つと、ホーム・戻る・シーン・ON/OFFのボタンが並ぶ。画面の下端にある4つの点がA/B/C/Dのタッチボタンで、ここに好きなシーンを割り当てる。
ダイヤルを回すと、エアコンの温度が1℃ずつ動く。 照明なら明るさが10%ずつ変わる。テレビならチャンネルと音量だ。
ハブ2にも本体で操作する口はある。ただしonとoffの2つのタッチボタンで、割り当てられるのはシーンだけだ。「暖房を26℃でつける」は作れるが、そこから1℃下げる操作は本体に無い。
赤外線そのものの力は、ハブ3もハブ2も同じデータベースを使う。収録しているリモコンの型番は約101,000以上で、ハブ3の赤外線の送信範囲は最大30mだ。
Wi-Fiが切れているときやサーバーに障害が出ているときも、Bluetoothの通信でエアコンだけは動かせる。
赤外線の範囲は最大30m。1台で部屋をまたげるかの目安になる
ハブ3の赤外線の送信範囲は最大30m(公式仕様)。壁を挟むと届かないので、この数字は同じ部屋の中で届く距離として読む。リビングに置いて寝室のエアコンまで飛ばす使い方は想定されていない。
ハブ3を選ぶ理由は3つ
1. エアコンの温度を1℃ずつ、照明の明るさを10%ずつ回して変えられる
シーンで「26℃の冷房」を作っておくのと、いま26℃から25℃に下げるのは別の操作だ。前者はハブ2でもできるが、後者は本体ではできない。
ダイヤルは連続した値を動かすためのものなので、「もうちょっと涼しく」を機械に翻訳しなくてよくなる。
ただし電球については、ダイヤルで複数の電球をまとめて動かすことはできない。
2. 人感センサーが本体に入っている。使い方は反応する範囲と時間を決めるだけ
ハブ3にはモーション検出がある。ハブ2とハブミニには無い。
スマートフォンが家のエリアの外にあって、なおかつ人感センサーが誰もいないと判断したときに家電を切る、という動きが1台で組める。 ハブ2で同じことをするなら、人感センサーを別に買って置くことになる。
3. Matter設定でApple HomeやGoogle Homeに渡せる数が30個になる
Matter経由で外のプラットフォームへ同期できるサブデバイスの数が、ハブ3は30個ある。ハブ2は8個、ハブミニ(Matter対応)は4個だ。
赤外線家電もSwitchBotのデバイスも、この枠を使って外へ出る。エアコン・テレビ・照明でもう3つ埋まるので、8個は思っているより早く尽きる。
買う前に確かめる4つ
1. ハブ2にあった赤外線リモコンのローカル操作が、そのままでは引き継がれない
ハブ3にはハブ2のローカル操作機能が無い。本体から直接飛ばしたい家電は、アプリで「デバイス&シーン管理」を開いて、学習済みの赤外線リモコンをハブ3側に追加する。
追加すればハブ3の本体ボタンから操作できる。設定を一度通す必要がある、と分かったうえで買う。
2. 本体で管理できるのは10シーンと25デバイスまで
25デバイスの内訳は、赤外線リモコンが10個と、Bluetoothチップが内蔵されたデバイスが15個。15個の中身はSwitchBotデバイスが12個とBluetoothリモコンが3個だ。
エアコン・テレビ・照明・扇風機・空気清浄機と足していくと、赤外線の10個は家1軒ぶんでちょうど埋まる。2階建てで全部屋を1台に集めるつもりなら、先にこの数を数えておく。
3. CO2濃度とロック状態は、別の製品を持っていないと画面に出ない
画面に出せる項目としてCO2濃度とロック状態が挙がっているが、これはCO2センサーやSwitchBotのロック製品と連携したときの話だ。
ハブ3を1台だけ買った状態で出るのは、室内の温度と湿度、屋外の天気予報、日付と時間になる。
4. Wi-Fiは2.4GHz帯だけ
通信方式は802.11b/g/nの2.4GHz。5GHzには繋がらない。
ルーターが2.4GHzと5GHzを同じ名前でまとめて配っていると、設定でつまずくことがある。2.4GHz側の電波名とパスワードが分かる状態にしてから始める。
ハブミニ・ハブ2・ハブ3の違いは、本体で何ができるか
同じ日に、同じSwitchBot公式ストアで3機種の価格を取った。機能の欄はSwitchBotサポートの比較表から引いている。
赤外線を飛ばす機能・温湿度センサー・照度センサー・Matterの4つは、ハブ3とハブ2で同じだ。 スマートフォンとスマートスピーカーだけで操作するなら、この4つで足りる。
ハブ3にしか無いのは、ダイヤルと4つのボタン、モーション検出、Bluetoothリモコン機能、画面に出せる項目、そしてサブデバイス30個の枠になる。
ハブミニ(Matter対応)は役割が違う。本体に操作の口が無く、温湿度も専用の充電コードを挿したときだけ測る。 赤外線とMatterの中継だけを受け持つ機種だ。
ハブ2やハブミニから買い換えるときは、登録し直さなくていい。登録済みの赤外線リモコンはハブ3へ移行できる。 古いほうは処分してもいいし、別の部屋や別の階に置いて使い続けてもいい。
条件別に、どれを買えばいいか
先に決めるのは、そのハブを誰がどう触るか
家族が触る部屋に置く
ハブ2だと本体では温度を変えられない
on/offの2ボタンに割り当てられるのはシーンだけ
自分だけがスマホで操作する
ハブ3のダイヤルを使わずに終わる
ハブ2(9,980円)で赤外線もMatterも同じ
赤外線家電が10台を超える
ハブをもう1台足す
本体で持てる赤外線リモコンは10個まで
人感センサーで自動化したい
ハブ3 16,980円
ハブ2で組むならセンサーを別に買う
価格は2026年9月9日にSwitchBot公式ストアで確認
最終結論
リビングに1台目を置くなら、SwitchBot ハブ3を勧める。 ダイヤルで温度と明るさを連続して動かせて、4つのボタンにシーンを置けて、人感センサーが本体に入っている。この3つはハブ2には無い。
操作をスマートフォンと音声で完結させている人には、ハブ3は過剰だ。赤外線もMatterも温湿度も照度もハブ2と同じなので、使わない口にお金を払うことになる。
僕ならハブ3を買う。撮影から帰った時間に、暗い部屋でスマートフォンを探すより、机の上のダイヤルを回すほうが速いからだ。
仕様
2.4GHz Wi-Fi/Bluetooth Low Energy
(入力5V-2A/出力5V-500mA)
ホーム・戻る・シーン・ON/OFF
(赤外線10+Bluetooth内蔵15)
測定範囲 -20〜80℃/0〜99%RH
相対動作湿度 0〜90%
日付と時間/CO2濃度※/ロック状態※
連携が別に要る
SwitchBot ハブ3(16,980円)
価格は2026年9月9日にSwitchBot公式ストアで確認した税込金額です。変わるのでリンク先で確かめてください。
よくある質問
SwitchBot ハブ3とハブ2の違いは何ですか?
本体での操作、人感センサー、画面に出せる情報、外部へ同期できるサブデバイス数の4つです。ハブ3はダイヤルとA/B/C/Dの4つのカスタムボタンが付き、ハブ2の本体ボタンはonとoffの2つです。ハブ3にはモーション検出が入り、ハブ2にはありません。ハブ3は天気予報、日付と時間、CO2濃度、ロック状態を画面に出せます。Apple HomeやGoogle Homeなどへ同期できるサブデバイス数は、ハブ3が30個、ハブ2が8個です。赤外線リモコン機能、温湿度センサー、照度センサー、Matter機能はどちらにもあります。
SwitchBot ハブ3は何ができますか?
エアコンやテレビなどの赤外線家電をまとめて操作できます。約101,000以上のリモコン型番を収録した赤外線データベースを持ち、赤外線の送信範囲は最大30mです。本体のダイヤルでエアコンの温度を1℃刻み、照明の明るさを10%刻みで変えられます。4つのカスタムボタンにはシーンを割り当てられます。画面には室内の温度と湿度、屋外の天気予報、日付と時間が出ます。人感センサーとスマートフォンの位置を組み合わせて、誰もいないときに家電を切ることもできます。
ハブ2からハブ3に買い換えたら、家電を登録し直しますか?
登録し直す必要はありません。ハブ2やハブミニに登録済みの赤外線リモコンは、ハブ3へ移行できます。古いハブは処分してもいいですが、別の部屋や別の階に置いて使い続けることもできます。
SwitchBot ハブ3の本体には何台まで登録できますか?
本体で管理できるのは10のSwitchBotシーンと25個のデバイスです。25個の内訳は、赤外線リモコンが10個、Bluetoothチップが内蔵されたデバイスが15個で、そのうちSwitchBotデバイスが12個、Bluetoothリモコンが3個です。Apple HomeやGoogle Homeなどへ同期できるサブデバイスの数はこれとは別で、30個までです。
情報の出どころ
- ハブ3・ハブ2・ハブミニ(Matter対応)の価格
- 3機種の税込価格は、SwitchBot公式ストア(switchbot.jp)で2026年9月9日に確認。
- ハブ3の仕様
- 本体サイズ、重量、赤外線の送信範囲、通信方式、接続端子、温湿度センサーの測定範囲、動作温度、材料、保証は、SwitchBot公式ストアのハブ3製品ページ(2026年9月9日)。収録リモコン型番数とダイヤルの刻み幅も同ページ。
- 3機種の機能差
- 本体の操作、モーション検出、同期できるサブデバイス数、温湿度センサー、照度センサー、Matter機能、Bluetoothリモコン機能、天気予報と日付の表示は、SwitchBotサポート「ハブミニ、Hub 2、ハブミニ(Matter対応)とHub 3の相違点」(2026年9月9日)。ハブ2のon/offボタンへのシーン割り当ては、同サポート「Hub 2のon/offボタンにシーンを割り当てる方法」。
- 本体で管理できる数と移行
- 10シーン・25デバイスの内訳は、SwitchBotサポート「Hub 3でどのぐらいのシーンとデバイスが管理可能ですか」(2026年9月9日)。ローカル操作の扱いは同サポート「Hub 3 は赤外線リモコンのローカル操作機能がありますか」。ハブ2やハブミニからの移行は同サポート「Hub 3に買い換える場合、ハブ2やハブミニの設定を丸ごとハブ3に移行することができますか。」。
- ハブ2の仕様
- 本体サイズ80×70×23mm、重量63gは、SwitchBot公式ストアのハブ2製品ページ(2026年9月9日)。