PLAUD NOTE Pro。
テーブルの向こう側の声まで拾うAIボイスレコーダー
買うのは、複数人が座る会議や商談を記録する人だ。 マイクがMEMS4基とVPU1基で、公式が挙げる収音距離は最大5m。同じ形のPLAUD NOTEはMEMS2基とVPU1基で、3mまでになる。分かれ目は、テーブルの端に置いたときに向かい側の声が入るかどうかだ。 本体の大きさと重さは2機種で同じなので、持ち歩きやすさで差は出ない。
3人以上が座る会議に出すならNOTE Pro。1対1の打ち合わせと通話だけならNOTEで足りる
NOTE Pro
24,640円
NOTE
22,000円
NotePin S
22,880円
スマホの録音アプリだと、離れた席の声が小さくしか入らない
会議でメモを取っていると、話のほうが置いていかれる。書き終えたころには次の議題に移っている。
録っておいて後で聞き直す、という手はある。ただしスマートフォンを机に伏せて録ると、近くの声だけが大きく入り、向かい側の声は輪郭が消える。文字起こしにかけたときに落ちるのは、その消えたほうだ。
もう一つは通話だ。iPhoneで通話を録るには、別の機器を挟むか、スピーカーにして周りごと録るしかない。
MEMSマイクを4基積んで、5m先の声まで文字起こしに渡す
NOTE Proが積んでいるのはMEMSマイク4基とVPUマイク1基。MEMSが周囲の音を拾い、VPUは骨や体の振動から装着者本人の声を取る。
この4基とAI指向性収音で、公式が挙げる最適録音範囲が最大5mになる。一般的な会議室の長机が1.8mから2.4mなので、端に置いて反対側の端まで届く。
PLAUD NOTEは同じ形をしていて、MEMSが2基、収音範囲は3mだ。本体の大きさも重さもストレージも同じで、届く距離だけが2m短くなる。
録音モードも違う。NOTE Proは通話か対面かを本体が判断して自動で切り替える。 NOTEは同じ2つのモードを持っているが、切り替えるのは自分だ。会議が終わって廊下で電話が鳴ったとき、手を出さずに済むかどうかがここで分かれる。
文字起こしと要約はどの機種も共通で、112言語に対応し、発言者ラベルとカスタム用語を付けられる。要約テンプレートは10,000種類以上ある。
NOTE Proを選ぶ理由は3つ
1. テーブルに置いたまま、向かい側の声が入る
収音範囲が5mというのは、半径5mの円がまるごと入るという意味ではない。指向性を持たせて、正面方向の5m先まで輪郭を保つということだ。
それでも、机の真ん中に1台置いて4人が座る会議なら、全員が2.5m以内に収まる。誰の前に置くかを気にしなくてよくなるのが、実務では効く。
2. 通話と対面を自分で切り替えなくていい
録り逃しの多くは、機能が足りないからではなく、モードを変え忘れたからだ。
NOTE Proはこの切り替えを本体に任せている。対面の打ち合わせから通話に移る日ほど、この差が出る。
3. 録れているかを本体の画面で確認できる
NOTE ProにはAMOLEDディスプレイが載っている。NOTEにあるのは物理ボタンだけだ。
録音中かどうかを見るのに、いちいちスマートフォンのアプリを開かなくていい。会議の途中で「これ録れてるよな」と不安になる時間が消える。
連続録音は最大50時間、スタンバイは60日。音声強化モードにすると約30時間になる。
買う前に確かめる4つ
1. 無料プランで文字起こしできるのは月300分まで
本体には無料のスタータープランが付いていて、毎月300分まで文字起こしできる。1時間の会議なら5本ぶんだ。
これを超えると年間プランに移る。Plaud AI アプリ年間プロプランが16,800円、年間無制限プランが40,000円。週に2本以上の会議を全部文字にするなら、本体の値段だけでは終わらない。
2. 音声強化モードにすると録音時間が短くなる
連続録音の最大50時間は通常の状態での値だ。音声を強化するモードにすると約30時間になる。
1日中回す使い方をするなら、どちらのモードで使うかを先に決めておくことになる。
3. 文字起こしはアプリ側でやる
本体は録音と保存までを受け持つ。64GBのストレージに音声を貯めて、BLEかWi-Fiでスマートフォンかパソコンに渡す。
本体だけ持っていても文字は出てこない。 アプリを入れてアカウントを作るところまでが導入になる。
4. 録音の同意は自分で取る
公式サイトも商品ページの下部に、録音の前に参加者へ伝えて同意を得るように書いている。
相手に断らずに回せる道具ではない。商談で使うなら、切り出し方を決めてから買ったほうがいい。
NOTE・NotePin S との比較。違いはマイクの数と、身につけられるかどうか
同じ日に、同じPlaud日本公式ストアで3機種の価格と仕様を取った。
NOTEとNOTE Proは、大きさも重さもストレージも同じだ。 85.6×54.1×2.99mm、30g、64GB。カバンに入れたときの負担は変わらない。変わるのはマイクの数と、そこから来る収音距離、モードの切り替え方、本体に画面があるかどうかの4つに絞られる。
NotePin Sは形からして別物だ。51×21×11mmの17.4gで、ネックストラップ、襟元のクリップ、マグネット、手首のバンドで身につける。
NotePin Sを選ぶ理由は、歩きながら録るか、現場で手がふさがっているかのどちらかだ。 机に置ける場なら、拾える範囲はNOTE ProとNOTEのほうが広い。
条件別に、どれを買えばいいか
先に決めるのは、録る相手が何人でどこにいるか
会議室で3人以上を録る
NOTEを買うと3mで足りない
向かい側の声が薄く入り、文字起こしで落ちる
1対1の打ち合わせだけ
NOTE Proの5mを使い切れない
NOTE(22,000円)で届く
歩きながら録る
NotePin S 22,880円
ただし通話録音のモードが無い
月300分を超えて文字にする
年間プランを先に見る
プロ16,800円/無制限40,000円
価格と仕様は2026年9月7日にPlaud日本公式ストアで確認
最終結論
会議や商談を録るために買うなら、PLAUD NOTE Proを勧める。 マイク4基で5mまで届き、通話と対面を本体が切り替え、録れているかを画面で確認できる。この3つはNOTEには無い。
相手が1人か2人で、距離が3mを超えない場しか無いなら、NOTEで届く。使わない2mぶんに手を出す理由が無い。
僕ならNOTE Proを買う。撮影の打ち合わせは施主と設計と施工が同じテーブルに着くことが多く、誰の前に置くかを毎回考えなくていいほうが、記録として当てにできるからだ。
仕様と価格
(音声強化モードで約30時間)
カスタム用語
マインドマップ
マグネットリング
GDPR/EN 18031
PLAUD NOTE Pro(64GB・24,640円)
価格は2026年9月7日にPlaud日本公式ストアで確認した税込金額です。セール中の表示なので、リンク先で最新の金額を確かめてください。
よくある質問
PLAUD NOTE ProとPLAUD NOTEの違いは何ですか?
マイクの数、収音距離、録音モードの切り替え方、本体の表示、連続録音時間の5つです。NOTE ProはMEMSマイク4基とVPUマイク1基で収音距離が最大5m、NOTEはMEMSマイク2基とVPUマイク1基で最大3mです。NOTE Proは通話か対面かを本体が判断して自動で切り替え、NOTEは手動で切り替えます。NOTE ProはAMOLEDディスプレイ、NOTEは物理ボタンです。連続録音はNOTE Proが最大50時間、NOTEが最大30時間です。本体の大きさは85.6×54.1×2.99mm、重さ30gで同じです。
文字起こしに月額料金はかかりますか?
毎月300分までは無料のスタータープランで文字起こしできます。本体を買えばこれが最初から付いています。300分を超える場合や、より高度なAI機能を使う場合は年間プランに移ります。Plaud AI アプリ年間プロプランが16,800円、年間無制限プランが40,000円です。
PLAUD NOTE Proは単体で録音できますか?
できます。スマートフォンに装着しても、単体でも使えます。本体に64GBのストレージがあり、音声はここに保存されます。文字起こしと要約はアプリ側で処理するので、そこでスマートフォンかパソコンに転送します。転送はBLEとWi-Fiです。
身につけて録音したい場合はどれを選べばいいですか?
PLAUD NotePin Sです。51×21×11mm、17.4gで、ネックストラップ、襟元へのクリップ、マグネットで身につけられます。ただし対面録音だけで、通話録音のモードがありません。マイクはMEMS2基で収音距離は最大3m、連続録音は最長20時間です。机に置ける場ならNOTE ProかNOTEのほうが拾える範囲が広くなります。
情報の出どころ
- NOTE Pro・NOTE・NotePin Sの価格
- 3機種の税込価格と在庫は、Plaud日本公式ストア(jp.plaud.ai)で2026年9月7日に確認。
- NOTE Proの仕様
- マイク構成、最適録音範囲、サイズ、重さ、バッテリー、充電時間、ストレージ、ファイル転送、同梱物、準拠規格は、Plaud日本公式ストアのPLAUD NOTE Pro製品ページ(2026年9月7日)。
- 3機種の機能差
- 収音距離、マイク構成、連続録音時間、スタンバイ時間、本体の表示、録音モードの切り替え方は、Plaud日本公式ストアの製品比較(2026年9月7日)。連続録音の最大50時間と音声強化モードでの約30時間は、同ストアの製品ページとPlaudサポート(support.plaud.ai)の記載を突き合わせた。
- 文字起こしのプランと価格
- 無料スタータープランの月300分、年間プロプラン16,800円、年間無制限プラン40,000円は、Plaud日本公式ストア(2026年9月7日)。
- 録音の同意
- 録音前に参加者へ伝えて同意を得ることは、Plaud日本公式ストアの各ページ下部の記載(2026年9月7日)。