Shokz OpenRun Air 2。
耳をふさがずに走れて、USB-Cで充電できる骨伝導イヤホン
買うのは、走るときに車や自転車の音を聞き逃したくない人と、OpenRunの専用ケーブルに困っている人だ。 Shokz OpenRun Air 2は、耳の前の骨に振動を当てて音を伝えるイヤホンで、耳の穴は開いたままになる。OpenRunの後継にあたり、充電がUSB-Cになり、再生は最大10時間に延び、Shokzアプリで音を調整できるようになった。IP67で、使ったあとは水で洗い流せる。
初めての骨伝導イヤホンと、OpenRunからの買い替えならOpenRun Air 2。低音を取るならOpenRun Pro 2、首にバンドを回したくないならOpenFit Air 2
Air 2
19,880円
Pro 2
27,880円
Air 2
19,880円
耳の穴に入れるイヤホンで走ると、後ろから来る自転車の音が聞こえない
カナル型のイヤホンは、耳の穴を栓でふさいで音を閉じ込める。音楽はよく聞こえるが、そのぶん外の音が消える。
歩道で後ろから自転車のベルを鳴らされても気づかない。信号待ちで車が曲がってくる音も聞き取りにくい。ノイズキャンセリングが付いていれば、なおさら外の音は入ってこない。
走ると汗が耳の中にたまり、イヤホンが少しずつずれてくる。片耳を外して走る人もいるが、それだと音楽は片側からしか聞こえない。
OpenRun Air 2は、耳の前の骨を振動させて音を伝えるので、耳の穴が開いたままになる
スピーカーは耳の穴ではなく、耳の穴のすぐ前の骨に当たる。音を振動に変えて骨に伝え、その振動が耳の奥の蝸牛まで届く。
耳の穴には何も入らないので、外の音はいつもどおり聞こえる。音楽を流したまま、後ろの足音も車の音も拾える。
フックとバンドはひと続きで、耳に掛けたあと後頭部を回って反対の耳につながる。重心を前に寄せた作りで、走っても上下に揺れにくい。
OpenRun Air 2を選ぶ理由は4つ
1. 充電がUSB-Cになり、専用のケーブルを持ち歩かなくていい
OpenRunのマグネット版は、専用のマグネットケーブルでしか充電できない。ケーブルを家に忘れると、出先で充電する手段が無くなる。
OpenRun Air 2の充電口はUSB-Cで、スマホやノートパソコンと同じケーブルが使える。ポートは防水仕様で、ゴムのふたで閉じる。
2. 再生は最大10時間で、5分の充電で約2時間使える
OpenRunは最大8時間で、10分充電して最大1.5時間。OpenRun Air 2は最大10時間まで延びた。
家を出る前に5分挿しておけば、約2時間の練習ぶんは足りる。フル充電は60分。
3. Shokzアプリで音を4種類から選び、2つまで自分で作れる
アプリのEQは、スタンダード、ボーカル、音量ブースト、プライベートの4つ。音量ブーストは車通りの多い道のように騒がしい場所向けで、プライベートは音漏れを抑える設定だ。自分で調整したEQも2つまで保存できる。
アプリからは2台同時接続の管理と、「ヘッドホンを探す」機能も使える。OpenRunのEQは本体のボタンで切り替える2モードで、アプリの記載は無い。
4. 骨伝導の部品がPremiumPitch 3.0になり、中高域が3dB上がった
OpenRunのPremiumPitch 2.0+と比べて、中高域の感度が3dB上がり、振動板は薄く軽くなった。同じ音量設定のまま、声の帯域が前より大きく鳴る。ポッドキャストやラジオを流しながら走る人に効く。
通話はマイク2つとAIのノイズ除去で、風の音を抑える。走りながら電話を取る人向けの改良だ。
買う前に確かめる5つ(ケーブル・水泳・低音・コーデック・サイズ)
1. 充電ケーブルは箱に入っていない
箱の中身は本体と説明書類だけだ。USB-Cのケーブルを1本も持っていないなら、別に買う。
OpenRunにはマグネットケーブルとポーチが、OpenRun Pro 2にはUSB-Cケーブルとキャリングケースが付いている。OpenRun Air 2は持ち運び用のケースも無い。
2. IP67でも、泳ぎながらは使えない
雨の中を走っても、使ったあと水で流してもいい。ただし水泳と水中での使用は対象から外れている。プールで使うなら、Shokzの中でもOpenSwim ProかOpenSwimになる。
3. 低音の厚みはOpenRun Pro 2に届かない
OpenRun Air 2は骨伝導だけで鳴らす。OpenRun Pro 2は、骨伝導に加えて空気で低音を鳴らすドライバーを積んでいる。
ベースやドラムの重さを重視する人は、OpenRun Pro 2を選ぶ。声とテンポが聞き取れればいい人には、OpenRun Air 2で足りる。
4. 対応コーデックはSBCだけ
iPhoneで使われるAACにも、Androidの高音質コーデックにも対応していない。音楽の細かい音まで聞き込む道具ではなく、走りながら流す道具だ。OpenFit Air 2はSBCとAACの2つに対応する。
5. スタンダードとミニの2サイズから選ぶ
バンドの長さが2種類ある。重さはスタンダード26.4g、ミニ25.9gで、値段は同じ。
左耳の中心から後頭部を回って右耳の中心までを、やわらかいメジャーで測ってからサイズを決める。合わないと、バンドが首に当たるか、スピーカーが耳の前から浮く。
自転車や車の運転中に使うと、周囲の交通音が聞き取りにくくなり、地域の規則に触れる場合もある。耳が開いていても、乗り物の上では外す。
OpenRun・OpenRun Pro 2・OpenFit Air 2との違い。分かれるのは充電・低音・防水・形
OpenRunから替えると何が増えて、何が減るのか
OpenRun Air 2で増えるもの
USB-Cの防水充電口
再生が最大8時間から10時間に
Shokzアプリ(EQ・ヘッドホンを探す)
PremiumPitch 3.0/Bluetooth V6.0/本体が9%小さく
OpenRun Air 2で減るもの
箱に充電ケーブルが入らない
持ち運び用のポーチが付かない
防水はどちらもIP67/重さは26gと26.4gでほぼ同じ
OpenRunは、マグネットケーブルをすでに持っている人の選択肢になる
Shokzで長く売れている骨伝導イヤホンで、公式ストアの価格は17,880円。マグネット版とUSB-C版があり、どちらも同じ値段だ。
防水はIP67で、OpenRun Air 2と同じ。再生は最大8時間で、アプリの記載は無い。音の調整にこだわらず、1回の練習が8時間を超えないなら、今もこれで足りる。
OpenRun Pro 2は、骨伝導でも低音が欲しい人のモデル
Shokzの骨伝導の上位モデルで、公式ストアの価格は27,880円。骨伝導のドライバーに、低音を担当する空気伝導のドライバーを足している。
再生は最大12時間で、5分の充電で2.5時間使える。防水はIP55で、水で丸洗いする使い方には向かない。重さは30.3gで、OpenRun Air 2より3.9g重い。
OpenFit Air 2は、左右が分かれた耳掛け型のイヤホン
OpenRun Air 2と同じ日に出た、同じ19,880円のモデル。骨伝導ではなく、耳の穴の手前に置いたスピーカーから空気で音を届ける。
片耳7.2gで、ケースと合わせて最大36時間。コーデックはSBCとAACの2つ。バンドが首に回らないので、椅子の背もたれや枕に当たらない。防水はイヤホンがIP55、ケースがIP54で、ランニング専用ならOpenRun Air 2のほうが水に強い。
条件別に、どのShokzを買えばいいか
間違えやすい選び方
プールで使うつもりで買う
IP67でも水泳と水中は対象外
泳ぐならOpenSwim ProかOpenSwim
ケーブルが付いてくると思って注文する
箱に充電ケーブルは入っていない
手元にUSB-Cケーブルがあるかを先に見る
雨の日も使うのにOpenRun Pro 2を選ぶ
OpenRun Pro 2はIP55
水で洗い流す使い方はOpenRun Air 2かOpenRun
頭囲を測らずにスタンダードを選ぶ
耳から後頭部を回って耳までを測る
バンドが余るならミニ。値段は同じ
価格は2026年9月23日にShokz公式ストアで確認
最終結論
走るときにまわりの音を聞きながら音楽を流したいなら、Shokz OpenRun Air 2を勧める。 耳の穴が開いたままなので後ろの自転車や車の音が聞こえて、IP67で汗も雨も気にしなくていい。充電はUSB-Cで、再生は最大10時間ある。
低音の厚みを求める人には向かない。骨伝導だけで鳴らすので、空気伝導のドライバーを足したOpenRun Pro 2のほうがベースは重く出る。
僕ならこれを選ぶ。走る道具に要るのは、水で洗えることと、出先でも充電できることで、その2つを持っているのがこの機種だからだ。
Shokz OpenRun Air 2の仕様と価格
Shokz OpenRun Air 2(19,880円)
価格は2026年9月23日にShokz公式ストアで確認した税込金額です。リンク先で最新の金額を確かめてください。
よくある質問
Shokz OpenRun Air 2とOpenRunの違いは何ですか?
OpenRun Air 2はUSB-Cで充電し、再生は最大10時間、5分の充電で約2時間使えます。OpenRunは最大8時間、10分の充電で最大1.5時間で、マグネット版は専用のマグネットケーブルで充電します。OpenRun Air 2はShokzアプリに対応し、4つのプリセットEQと2つのカスタムEQ、ヘッドホンを探す機能が使えます。OpenRunのEQは本体で切り替える2モードです。骨伝導の方式はPremiumPitch 3.0とPremiumPitch 2.0+、BluetoothはバージョンがV6.0とV5.1で、どちらもIP67です。
OpenRun Air 2とOpenRun Pro 2はどちらを買えばいいですか?
水をかぶる使い方をするならOpenRun Air 2です。IP67で、使ったあと水で洗い流せます。OpenRun Pro 2はIP55です。低音を重視するならOpenRun Pro 2です。骨伝導に空気伝導のドライバーを足したDualPitchを積み、再生は最大12時間、充電ケーブルとキャリングケースが付きます。重さはOpenRun Air 2が26.4g、OpenRun Pro 2が30.3gです。
OpenRun Air 2に充電ケーブルは付いていますか?
付いていません。箱に入っているのは本体と説明書類だけです。充電はUSB-Cなので、手持ちのUSB-Cケーブルが使えます。
OpenRun Air 2は水泳で使えますか?
使えません。防塵・防水はIP67ですが、水泳や水中での使用は対象外です。泳ぎながら聞くならShokzのOpenSwim ProかOpenSwimになります。
OpenRun Air 2のミニサイズはどんな人向けですか?
頭が小さめで、スタンダードだと後頭部のバンドが余る人向けです。重さはスタンダード26.4g、ミニ25.9gで、値段は同じです。Shokzのサイズガイドで、左耳の中心から後頭部を回って右耳の中心までの長さを測って選びます。
情報の出どころ
- Shokz OpenRun Air 2の仕様
- 音の方式、再生時間、急速充電、充電口、EQ、アプリの機能、マイク、Bluetooth、防水、重さ、サイズ、箱の中身、PremiumPitch 3.0の感度は、Shokz(日本)の製品ページ・製品仕様・FAQと、2026年9月22日のShokz公式ブログの発売記事で2026年9月23日に確認。
- OpenRun・OpenRun Pro 2・OpenFit Air 2の仕様
- Shokz(日本)の各製品ページ・製品仕様・製品比較で2026年9月23日に確認。
- 価格・発売日
- 4機種ともShokz公式ストアの税込価格を2026年9月23日に確認。発売日は価格.comの製品ページ(同日)。