Sonos Beam Ultra。
テレビの音を頭上にも広げる、幅75cmのDolby Atmos対応サウンドバー
買うのは、テレビの下に1台置くだけで、映画の音を頭上にも広げたい人だ。 Sonos Beam Ultraは幅75cmのサウンドバーで、天井に向けたスピーカーを2基積み、Dolby Atmosの7.1.2に対応する。Beam(Gen 2)より、ツイーターは1つから5つに、アンプは5つから9つに増えた。Bluetooth 5.3とWi-Fi 6にも対応している。
頭上の音まで欲しいならBeam Ultra。テレビ台が狭いか光出力のテレビならBeam(Gen 2)、広い部屋で本格的に組むならArc Ultra
99,800円
64,800円
149,800円
テレビの内蔵スピーカーでは、頭上の音と小さな声の両方が足りなくなる
薄型テレビの内蔵スピーカーは下や横を向いていて、音は画面の奥から出てくる。映画の雨や飛行機の音は、頭の上から聞こえてこない。
セリフが聞き取りにくい場面で音量を上げると、効果音まで一緒に大きくなる。夜は家族が起きてしまうので、音量を上げられない。
サウンドバーを足しても、天井に向けたスピーカーが無いと、頭上の音は処理で作った音になる。映画の音を頭上まで広げるなら、上に向けたスピーカーが付いた本体が要る。
Beam Ultraは、上向きのスピーカー2基と5つのツイーターを幅75cmの本体に入れた
本体の中にはツイーター5つとウーファー4基があり、9つのアンプで鳴らす。ツイーターのうち2つは指向性ホーンに入って上を向き、天井で反射した音が頭上から届く。これでDolby Atmosの7.1.2に対応する。
7.1.2は、前後左右の7方向、低音1、頭上2を表す数字だ。ほかに、左右に向けたツイーター2基が左右への広がりを作り、正面のツイーターがセリフの位置を画面の真ん中に置く。
セットアップはHDMIケーブルを1本つないでSonosアプリに従うだけで、テレビのリモコンでそのまま音量を変えられる。
Beam Ultraを選ぶ理由は4つ
1. 頭上の音が、上向きのスピーカーから出る
Beam(Gen 2)は音の処理で頭上の音を作る。Beam Ultraは、上向きのツイーター2基が天井に音を当てる。雨や飛行機の音が、画面の上のほうから聞こえてくる。
テレビ台の上に棚があって天井方向が塞がれているときは、Sonosアプリで頭上の音をシミュレートする設定を選べる。
2. 小さな声と大きな音の差を、アプリで調整できる
AIスピーチエンハンスメントが人の声を見つけて、セリフを聞き取りやすくする。強さは4段階で、Sonosアプリから変えられる。
ナイトサウンドは大きな音を抑えて、小さな音を聞き取りやすくする。夜に音量を上げなくても、セリフと細かな音が聞こえる。
3. テレビのリモコンをそのまま使える
音量と電源は、いま使っているテレビのリモコンで操作できる。サウンドバー専用のリモコンは増えない。
音楽はSpotifyなどのアプリから直接再生でき、AirPlay 2とBluetooth 5.3にも対応している。Bluetoothがあるので、Sonosアプリが入っていないスマホからも音を出せる。
4. 後から音を足していける
低音が足りなくなったらSonos Subを、後ろの音が欲しくなったらリアスピーカーとしてSonos PlayまたはMove 2のペアを足せる。最初の1台はBeam Ultraだけで始めて、あとから部屋に合わせて増やせる。
買う前に確かめる4つ(テレビの端子・光アダプター・有線LAN・幅)
1. テレビにHDMI ARCかeARCの端子が要る
付属のHDMIケーブルは1.5mで、テレビのHDMI ARCまたはeARCの端子に挿して使う。Dolby AtmosそのものとDolby TrueHDはeARCの端子が条件で、ARCの端子だとDolby Digital Plus経由のDolby Atmosになる。買う前に、テレビの端子の横に「ARC」か「eARC」と書いてあるかを見る。
2. 光オーディオアダプターは付いてこない
光出力しかないテレビにつなぐには、光オーディオアダプターを別に買う。Beam(Gen 2)には最初から付いている。HDMI ARCのないテレビを使っているなら、Beam(Gen 2)のほうが手間が少ない。
3. 有線LANのポートが本体に無い
Beam(Gen 2)の本体にある有線LANのポートが、Beam Ultraには無い。有線でつなぐには、USB-C用のSonos コンボアダプターを別に買う。Wi-Fi 6の5GHzに対応したので、ふつうはWi-Fiのまま使える。
4. 幅75cmは、Beam(Gen 2)より約10cm広い
Beam Ultraは高さ65mm・奥行き105mm・幅750mmで、重さは2.88kg。テレビ台の天板の幅と、テレビの足の間隔を測ってから決める。
Beam(Gen 2)・Arc Ultraとの違い。分かれるのは頭上のスピーカー、Bluetooth、光アダプター、幅
Beam(Gen 2)は、テレビ台が狭い人と光出力のテレビの人のモデル
HDMIケーブル、光オーディオアダプター、有線LANポートが最初から揃っている。幅は651mmで、Beam Ultraより約10cm狭い。
Sonos公式の価格は64,800円。上向きのスピーカーとBluetoothは無く、頭上の音は処理で再現する形になる。
Arc Ultraは、広い部屋で9.1.4を組む人のモデル
Sonos公式の価格は149,800円。幅は1,178mmで、アンプ15、ツイーター9つ、低音用にSound Motionを使ったウーファーを積む。
上向きのツイーターは2つで、Beam Ultraと同じ。本体が大きいぶん、低音の量と音の広がりを求める人に向く。重さは5.9kgで、テレビ台には幅1,178mmの余裕が要る。
条件別に、どのSonosのサウンドバーを買えばいいか
間違えやすい選び方
光出力のテレビに、箱の中身だけでつなぐ
Beam Ultraの光オーディオアダプターは別売
HDMI ARC・eARCに挿すか、アダプターを買う
有線LANでつなぐつもりでBeam Ultraを買う
本体にLANポートが無い
Wi-Fi 6で使うか、コンボアダプターを買う
幅65cmのテレビ台に置く
Beam Ultraの幅は750mm
テレビ台の天板を測る。狭いならBeam (Gen 2)
最初から全部そろえようとする
まずBeam Ultraだけで始める
Subとリアスピーカーは後から足せる
価格は2026年10月1日にSonos公式サイトで確認
最終結論
映画やドラマの音を頭上まで広げたい人には、Sonos Beam Ultraを勧める。 上向きのスピーカー2基とDolby Atmosの7.1.2があれば、テレビの下に1台置くだけで、音が画面の上のほうからも届く。Bluetooth 5.3とWi-Fi 6も付いた。
テレビ台が幅65cmまでの人や、光出力しかないテレビの人には向かない。その使い方ならBeam(Gen 2)を選ぶ。
僕ならBeam Ultraを選ぶ。毎日の視聴で効くのは頭上の音とセリフの聞き取りやすさで、Beam Ultraは上向きのスピーカーとAIスピーチエンハンスメントの両方を持っている。広い部屋でさらに本格的に組みたい人だけ、Arc Ultraまで上げればいいと思う。
Sonos Beam Ultraの仕様と価格
Sonos Beam Ultra(99,800円)
価格は2026年10月1日にSonos公式サイトで確認した税込金額です。リンク先で最新の金額を確かめてください。
よくある質問
Sonos Beam UltraとBeam(Gen 2)の違いは何ですか?
Beam Ultraは天井に向けたスピーカーを2基積み、Dolby Atmosの7.1.2に対応します。Beam(Gen 2)には上向きのスピーカーが無く、音の処理で頭上の音を再現します。ツイーターは1つから5つに、アンプは5つから9つに増えました。Bluetooth 5.3とWi-Fi 6(5GHz)にも対応しています。一方で、Beam(Gen 2)に付いていた光オーディオアダプターと本体の有線LANポートは、Beam Ultraには付きません。幅は651mmから750mmに、約10cm広がります。
Sonos Beam Ultraは光出力しかないテレビにつなげますか?
つなげますが、光オーディオアダプターは別売りです。付属するのは1.5mのHDMIケーブルで、テレビのHDMI ARCまたはeARCの端子に挿すのが基本の接続になります。光出力だけのテレビで、アダプターを買い足したくないなら、アダプターが最初から付いているBeam(Gen 2)が向いています。
Sonos Beam UltraだけでDolby Atmosを聴けますか?
聴けます。Dolby Digital Plus経由のDolby Atmosは、テレビのHDMI ARCでも再生できます。Dolby AtmosそのものやDolby TrueHDは、テレビのHDMI eARC端子につなぐ必要があります。Dolby Atmosに対応した番組や映画と、対応するテレビも要ります。
Sonos Beam Ultraは後から音を足せますか?
足せます。低音を足すならSonos Sub、後ろの音を足すならリアスピーカーとしてSonos PlayまたはMove 2のペアを組み合わせます。Move 2は持ち出して使うこともできます。
Sonos Beam Ultraの価格と発売日は?
Sonos公式サイトの価格は99,800円(税込)で、価格.comに載っている発売予定日は2026年10月9日です。色はブラックとホワイトの2色です。
情報の出どころ
- Beam Ultraの仕様
- アンプ、ツイーターとウーファー、Dolby Atmos、音声フォーマット、機能、接続、大きさ、重さ、同梱物、別売品は、Sonos日本公式サイトの製品ページ(Sonos Beam Ultra)で2026年10月1日に確認。
- Beam(Gen 2)・Arc Ultraの仕様
- Sonos日本公式サイトの各製品ページ(Sonos Beam (Gen 2)、Sonos Arc Ultra)で2026年10月1日に確認。
- 価格・発売日
- 3機種ともSonos公式サイトの税込価格を2026年10月1日に確認。Beam Ultraの発売予定日は価格.comの製品ページ。
こっちも読む
- セリフが聞き取れれば十分なら、Bose TV Speaker(第2世代) で足ります。
- テレビの前以外でも鳴らすなら JBL Pulse 6 の記事へ。
- テレビとサウンドバーの操作を1つにまとめるなら SwitchBot ハブ3 が使えます。