AirPods 5。
イヤーチップを使わずに雑音を消せる、ノイズキャンセリング付きのAirPods
買うのは、耳の穴にイヤーチップを入れる形が苦手で、それでも電車やカフェの雑音は消したい人だ。 AirPods 5は無印とワイヤレス充電ケース付きの2モデルとも、アクティブノイズキャンセリングが付いている。AirPods 4(ノイズキャンセリング搭載)と比べて、消せる雑音は最大1.5倍。選ぶならワイヤレス充電ケース付き。軸をなでて音量を変えられて、1回の充電で5時間聴ける。
イヤーチップ無しでノイズキャンセリングを使うなら、ワイヤレス充電ケース付きAirPods 5。耳をふさいでもっと静かにしたいならAirPods Pro 3
ワイヤレス充電
ケース付き
27,800円
23,800円
Pro 3
33,998円
18,268円
雑音を消せるイヤホンは、ほとんどがイヤーチップで耳の穴をふさぐ形だった
ノイズキャンセリングの付いたワイヤレスイヤホンは、シリコーンのイヤーチップを耳の穴に入れる形が多い。穴をふさいで外の音を物理的に減らしてから、残った音をマイクと逆位相の音で消している。
ところが、耳の穴に何かを入れる感覚そのものが苦手な人がいる。長く着けると耳が詰まった感じがする、歩くと足音が頭に響く、という理由でイヤーチップの無いAirPodsを選んできた人たちだ。
AirPods 4はノイズキャンセリングの有無で2モデルに分かれていた。付いていない方を選ぶと、電車の走行音も隣の席の話し声もそのまま入ってくる。
AirPods 5は、イヤーチップの無い形のまま、2モデルともノイズキャンセリングが付いた
AirPods 5のイヤーバッドはAirPods 4と同じ30.2×18.3×18.1mm、4.3g。耳に引っかけて使う形で、イヤーチップは付かない。
この形のまま、無印もワイヤレス充電ケース付きもアクティブノイズキャンセリングを備えた。AirPods 4(ノイズキャンセリング搭載)と比べて、消せる雑音は最大1.5倍。イヤーバッドの音響構造を、穴(ポート)を複数持つ形に作り直した。
周りの音を聞きたいときは外部音取り込みに切り替える。適応型オーディオを選べば、周囲の音の大きさに合わせてノイズキャンセリングと外部音取り込みの割合が自動で変わる。近くの人と話し始めると再生の音量を下げる会話感知も付いている。
AirPodsの4モデルで、何ができて何ができないか
AirPods 5(ワイヤレス充電ケース付き)
ノイズキャンセリング(最大1.5倍)
軸のスワイプで音量
ケースのスピーカー・ワイヤレス充電
IP57・1回5時間(ノイズキャンセリングオン)
AirPods 5
ノイズキャンセリング(最大1.5倍)
音量スワイプ無し
ケースはUSB-Cだけ・スピーカー無し
IP57・1回4時間(ノイズキャンセリングオン)
AirPods 4(ノイズキャンセリング搭載)
ノイズキャンセリング
音量スワイプ無し
ケースのスピーカー・ワイヤレス充電
IP54・1回4時間(ノイズキャンセリングオン)
AirPods 4
ノイズキャンセリング無し
外部音取り込み・ライブ翻訳も無し
ケースはUSB-Cだけ・スピーカー無し
IP54・1回5時間
ワイヤレス充電ケース付きAirPods 5を選ぶ理由は3つ
1. イヤーチップを使わないAirPodsで、いちばん雑音を消せる
AirPods 4(ノイズキャンセリング搭載)と同じH2チップのまま、イヤーバッドの中の音の通り道を作り直した。
次の世代のアダプティブイコライゼーションも入った。耳の形に合わせて音を調整する機能で、前の世代より幅広い周波数を調整する。
2. 軸を上下になでるだけで、音量が変わる
ワイヤレス充電ケース付きAirPods 5の軸には、音量スワイプに対応した感圧センサーが入っている。無印のAirPods 5とAirPods 4では、音量はiPhoneかSiriで変える。
電車でアナウンスを聞き取りたいとき、ポケットからiPhoneを出さずに音を下げられる。
3. ケースを鳴らして探せて、置くだけで充電できる
ケースにスピーカーが入っていて、「探す」アプリから音を鳴らせる。ソファの隙間やカバンの底でケースが見つからないときに使う。
再生時間も1時間長い。ノイズキャンセリングをオンにして1回5時間、ケース込みで22時間。無印は4時間と20時間だ。
買う前に確かめる5つ(再生時間・静かさ・ケーブル・Siri AI・色)
1. ノイズキャンセリングをオンにすると、1回の再生は5時間まで
ワイヤレス充電ケース付きで5時間、無印で4時間。ノイズキャンセリングを切れば、それぞれ7時間と6時間になる。
東京から福岡までの飛行機なら、片道は足りる。往復を1回の充電で通すなら、途中でケースに戻す。
2. イヤーチップの無い形なので、AirPods Pro 3ほどは静かにならない
AirPods Pro 3のノイズキャンセリングは、AirPods 5の最大3倍。耳の穴をふさいでから消すので、同じ電車でも残る音が少ない。静かさを最優先にするなら、イヤーチップを受け入れてPro 3を選ぶ。
3. USB-Cケーブルは箱に入っていない
同梱物は本体、充電ケース、マニュアルだけ。USB-Cケーブルと充電器は手持ちのものを使う。ワイヤレス充電ケース付きなら、Qi規格の充電器とApple Watchの充電器でも充電できる。
4. Siri AIは英語から。日本語は年内の予定
話しかけて質問や相談ができる新しいSiri AIは、Apple Intelligenceに対応したiPhoneと組み合わせて使う。対応は英語から始まり、日本語は年内に使えるようになる予定だ。
相手の話をAirPodsで翻訳して聞くライブ翻訳も、Apple Intelligenceをオンにした対応iPhoneが要る。使える言語と地域は限られる。
5. 色はホワイトだけ
無印もワイヤレス充電ケース付きも、色はホワイトだけだ。
AirPods 5とAirPods 4の違い。分かれるのは、雑音の消え方と防水とケース
ワイヤレス充電ケース付き
ノイズキャンセリング搭載
AirPods 4(ノイズキャンセリング搭載)から無印のAirPods 5に替えると、ケースのスピーカーとワイヤレス充電が無くなる
AirPods 5で良くなるのは、雑音の消え方(最大1.5倍)と防塵・耐汗耐水(IP54からIP57)と再生時間の3つ。IP54は水しぶきに耐える等級で、IP57は一時的に水に沈んでも中に水が入らない等級だ。水泳などの水中での運動には使えない。
ケースのスピーカーとワイヤレス充電はAirPods 4(ノイズキャンセリング搭載)にあって、無印のAirPods 5には無い。いまのケースを置いて充電しているなら、ワイヤレス充電ケース付きを選ぶ。
AirPods Pro 3は、イヤーチップで耳をふさげる人のためのAirPods
ノイズキャンセリングはAirPods 5の最大3倍で、1回の再生は8時間、ケース込みで24時間。ワークアウト中の心拍数を測るセンサーと、聞こえを確かめるヒアリングチェック、聞こえを補うヒアリング補助機能が付く。
向かないのは、耳の穴に何かを入れる形がそもそも苦手な人だ。イヤーチップのサイズを変えても、耳の穴に入れること自体は変わらない。
AirPods 4(ノイズキャンセリング無し)は、音楽を聴ければいい人向け
ノイズキャンセリング、外部音取り込み、ライブ翻訳が無い。1回の再生は5時間、ケース込みで30時間。電車で使わず、家や静かな場所で聴くだけなら足りる。
Apple公式ストアで売っているAirPodsは、2026年9月15日時点でAirPods 5、AirPods Pro 3、AirPods Max 2の3つ。AirPods 4は家電量販店や通販の在庫で買うことになる。
条件別に、どのAirPodsを買えばいいか
間違えやすい選び方
AirPods 4(ノイズキャンセリング搭載)から買い替える
無印のAirPods 5を選ぶ
ケースのスピーカーとワイヤレス充電が無くなる
イヤーチップが苦手
静かさだけでPro 3を選ぶ
サイズを変えても、耳の穴に入れる形は変わらない
長いフライトで聴き続けたい
1回で足りるか先に計算する
ノイズキャンセリングオンでAirPods 5は4〜5時間、Pro 3は8時間
Siri AIを日本語で使いたい
年内の対応を待つ
Siri AIは英語から始まる
価格は2026年9月15日に価格.comの最安値で確認。AirPods 5の2モデルはApple公式ストアと同じ金額
最終結論
イヤーチップを使わない形で雑音を消したいなら、ワイヤレス充電ケース付きAirPods 5を勧める。 ノイズキャンセリングの強さは無印と同じだが、音量スワイプ、1時間長い再生、ケースのスピーカーとワイヤレス充電の4つが付く。AirPods 4(ノイズキャンセリング搭載)にあった機能を1つも手放さずに、雑音の消え方と防水が上がる。
耳をふさぐことが平気で、静かさと再生時間を取るなら、AirPods Pro 3のほうが目的に合う。
僕ならワイヤレス充電ケース付きを選ぶ。撮影の移動は両手に機材を持っていることが多いので、iPhoneを出さずに音量を変えられるかどうかは毎回効いてくるからだ。
ワイヤレス充電ケース付きAirPods 5の仕様と価格
無印 23,800円
外部音取り込み・適応型オーディオ
音量スワイプ対応
内向きのマイク
7時間(オフ)
Apple Watchの充電器
パーソナライズされた空間オーディオ
マニュアル
ワイヤレス充電ケース付きAirPods 5(27,800円)
価格は2026年9月15日に価格.comの最安値で確認した税込金額です。リンク先で最新の金額を確かめてください。
よくある質問
AirPods 5とAirPods 4の違いは何ですか?
AirPods 5は全モデルにアクティブノイズキャンセリングが付き、AirPods 4(アクティブノイズキャンセリング搭載)と比べて最大1.5倍雑音を消します。防塵性能と耐汗耐水性能はAirPods 4のIP54からIP57に上がり、音響構造も再設計されました。イヤーバッドの大きさ30.2×18.3×18.1mmと重さ4.3g、H2チップは同じです。AirPods 4(ノイズキャンセリング無し)には、ノイズキャンセリング、外部音取り込み、ライブ翻訳がありません。
AirPods 5の無印とワイヤレス充電ケース付きの違いは?
違いは4つです。ワイヤレス充電ケース付きは、軸を上下にスワイプして音量を変えられます。1回の充電での再生時間はノイズキャンセリングをオンにして5時間(無印は4時間)、ケース込みで22時間(無印は20時間)です。ケースにはスピーカーが入っていて「探す」アプリから音を鳴らせます。ケースはQi規格の充電器とApple Watchの充電器でも充電できます。無印のケースはUSB-Cだけです。
AirPods 5の発売日はいつですか?
2026年9月18日に発売されました。Apple公式ストアで購入できます(2026年9月28日時点)。
AirPods 5とAirPods Pro 3はどっちを買えばいいですか?
イヤーチップで耳の穴をふさぐ形が苦にならないならAirPods Pro 3です。ノイズキャンセリングはAirPods 5の最大3倍で、1回の充電で8時間聴けます。心拍数センサーとヒアリング補助機能もあります。イヤーチップを使わない形で聴きたいならAirPods 5です。
AirPods 5に充電ケーブルは付いていますか?
付いていません。同梱物はAirPods 5本体、充電ケース、マニュアルです。USB-Cケーブルと充電器は別に用意します。
情報の出どころ
- AirPods 5・AirPods 4・AirPods Pro 3の仕様
- ノイズキャンセリング、音量スワイプ、ケース、防塵・耐汗耐水、再生時間、サイズと重さ、同梱物、ライブ翻訳は、Apple(日本)のAirPodsモデル比較ページで2026年9月15日に確認。
- AirPods 5の機能と発売日
- 音響構造、アダプティブイコライゼーション、Siri AIの日本語対応予定、ケースのスピーカー、発売日は、Apple(日本)のAirPods 5製品ページ(2026年9月15日)。
- 価格
- AirPods 5の2モデルはApple公式ストア(2026年9月15日)。5モデルとも価格.comの最安値(2026年9月15日)。Apple公式ストアで販売中のAirPodsは同日のAirPods購入ページで確認。
- IP等級
- JIS C 0920(IEC 60529)の保護等級。