UGREEN NASync DXP2800 GT。
10GbEで写真と動画を速く出し入れする、2ベイのNAS
買うのは、パソコンに10GbEの口があって、RAW写真や4K動画をNASに置いたまま編集したい人だ。 UGREEN NASync DXP2800 GTは、HDDを2台入れるNASで、10GbEのLANポートとAMD Ryzenの4コア8スレッドのCPUを積む。DXP2800と比べて、LANの上限は1秒に312.5MBから1,250MBに上がり、メモリは16GBから64GBまで増やせるようになった。
10GbEのパソコンで大きなファイルを扱うならDXP2800 GT。パソコンが2.5GbEまでならDXP2800、写真の保存だけならDH2300
69,880円
59,290円
29,205円
写真と動画が増えると、外付けHDDとクラウドに散らばって、探すのにも移すのにも時間がかかる
RAW写真は1枚で数十MB、4K動画は1本で数GBになる。外付けHDDが3台、4台と増えて、どの案件がどこに入っているのか分からなくなる。
クラウドは月額がかかり、容量を足すほど高くなる。大きなファイルは上げるのにも下ろすのにも、家の回線の速さぶん待たされる。
NASにまとめても、LANが1GbEなら1秒に最大125MBしか流れない。100GBの撮影データを移すと、回線の上限で計算しても13分20秒かかる。NASに置いたまま編集するには、LANの速さが足りなくなる。
DXP2800 GTは、10GbEのLANで、1秒に最大1,250MBを流せる
10GbEは1秒に10ギガビットを送る規格で、バイトに直すと1秒に最大1,250MB。DXP2800の2.5GbEの4倍、家庭用のルーターに多い1GbEの10倍になる。100GBの撮影データなら、回線の上限で1分20秒で送れる。
CPUはAMD Ryzen Embedded R2514で、4コア8スレッド、ブースト時3.7GHz。ファイルを送りながら、バックアップとDockerのアプリを同時に動かせる。
メモリは8GBのDDR4で始まり、64GBまで増やせる。データの読み書きの誤りを直すECCメモリにも対応している。
DXP2800 GTを選ぶ理由は4つ
1. NASに置いたRAW写真と4K動画を、そのまま開ける
10GbEなら、1秒に最大1,250MBを流せる。2.5GbEの4倍の上限になる。パソコンの内蔵SSDにコピーしなくても、NASの上のファイルを編集ソフトで開ける。
カメラマンの仕事に置き換えると、撮影ごとのRAWをNASに入れて、そのままLightroomのカタログから読む使い方になる。
2. M.2 SSDを入れると、10GbEの上限に近づく
本体の中にNVMe SSDを挿すM.2スロットが2つある。HDD2台だけでは、10GbEの上限まで速度が出ない。よく開くファイルをSSDに置けば、HDDの速さに縛られずに読み書きできる。
3. メモリを64GBまで増やして、Dockerのアプリを並べて動かせる
DXP2800は16GBが上限で、DH2300は4GBのまま増やせない。DXP2800 GTは64GBまで積める。写真の管理アプリ、メディアサーバー、バックアップを同時に動かしても、メモリが先に足りなくなることが少ない。
ECCメモリにすれば、メモリ上で起きたデータの誤りを直しながら動く。24時間動かし続けるNASで、保存したファイルが壊れる危険を減らせる。
4. AIで写真を人物ごとに分けて、言葉で探せる
UGREENのアプリで、写真を人物ごと・テーマごとのアルバムに自動で分ける。「海」「子ども」「冬」のように言葉を入れると、合う写真を探して出してくる。外付けHDDに分けていた写真を、1台に入れて検索できるようになる。
買う前に確かめる4つ(パソコンの口・ハブ・HDDの速さ・RAID)
1. パソコンに10GbEの口が無いと、DXP2800と同じ速さになる
速さは、つないだ両側の口の遅いほうで決まる。パソコンが2.5GbEなら1秒に最大312.5MB、1GbEなら125MBで止まる。買う前に、パソコンのLANポートが何GbEかを確かめる。ノートパソコンにはLANポートが無いものも多く、10GbEで使うにはThunderboltかUSB-Cの10GbEアダプターが要る。
2. ルーターやハブも10GbEにそろえる
DXP2800 GTの10GbEポートは1つ。家のルーターやハブが1GbEなら、そこで1秒125MBに落ちる。10GbE対応のハブを足すか、NASとパソコンをケーブル1本で直接つなぐ。4ベイのDXP4800 GTは10GbEポートを2つ持つので、ハブ無しで2台のパソコンにつなげる。
3. HDD2台だけでは、10GbEを使い切れない
HDDの読み書きの速さは、10GbEの1秒1,250MBより遅い。HDDだけで組むと、速度を決めるのはHDDになる。10GbEの速さが欲しいファイルは、M.2スロットに入れたNVMe SSDに置く。HDDとSSDは別売りで、本体価格とは別にかかる。
4. RAIDは0と1だけ。2台で守るならRAID 1で容量は半分
ドライブは2台で、RAIDはJBOD・Basic・RAID 0・RAID 1から選ぶ。1台が壊れてもデータを残すRAID 1にすると、8TBを2台入れて使える容量は8TB。RAID 5や6で組みたいなら、4ベイ以上のモデルになる。
本体は長さ231.8×幅109.4×高さ178.4mmで、DXP2800とほぼ同じ。デスクの上か足元に置ける。
DXP2800・DH2300との違い。分かれるのはLANの速さ、CPU、増やせるメモリ、M.2 SSD
DXP2800は、パソコンのLANが2.5GbEまでの人のモデル
LANは2.5GbEで、1秒に最大312.5MB。パソコン側が2.5GbEか1GbEなら、DXP2800 GTを買っても速さは同じになる。M.2 SSDスロット2つ、HDMI、10GbpsのUSBはDXP2800にもある。
UGREEN公式ストアの価格は59,290円。メモリは16GBまでなので、Dockerで重いアプリをいくつも並べる人には上限が低い。
DH2300は、スマホの写真と家族のファイルを置くためのモデル
UGREEN公式ストアの価格は29,205円。LANは1GbE、メモリは4GBで増やせず、M.2 SSDスロットも無い。スマホのアプリから写真を自動で保存して、家族で見る使い方なら足りる。NFCに対応したスマホなら、本体にかざすと接続の画面が開く。
条件別に、どのUGREENの2ベイNASを買えばいいか
間違えやすい選び方
1GbEのノートパソコンでDXP2800 GTを使う
1秒125MBで止まる
10GbEアダプターを足すか、DXP2800を選ぶ
家のルーターにそのまま挿す
ルーターが1GbEなら1GbEの速さ
10GbEのハブを足すか、パソコンと直結する
HDD2台だけで10GbEの速さを期待する
速さはHDDで頭打ちになる
よく使うファイルはM.2のNVMe SSDに置く
RAID 5で組むつもりで2ベイを買う
2ベイはRAID 0か1
RAID 5・6なら4ベイ以上のモデル
価格は2026年10月3日にUGREEN公式ストアで確認
最終結論
パソコンに10GbEの口があって、RAW写真や4K動画をNASに置いたまま扱いたい人には、UGREEN NASync DXP2800 GTを勧める。 10GbEで1秒に最大1,250MBを流せて、M.2 SSDを足せばHDDの速さに縛られない。メモリは64GBまで増やせる。
パソコンのLANが2.5GbEか1GbEのままの人には向かない。速さはDXP2800と同じになるので、その使い方ならDXP2800を選ぶ。
僕ならDXP2800 GTにM.2のNVMe SSDを1枚足して、進行中の案件をSSD、納品済みの案件をHDDに置く。撮影データをNASから直接開くなら、効いてくるのはLANの速さで、DXP2800 GTはそこが2.5GbEの4倍ある。写真の保存だけならDH2300で足りると思う。
UGREEN NASync DXP2800 GTの仕様と価格
UGREEN NASync DXP2800 GT(69,880円)
価格は2026年10月3日にUGREEN公式ストアで確認した税込金額です。HDDとSSDは別売りです。リンク先で最新の金額を確かめてください。
よくある質問
UGREEN DXP2800 GTとDXP2800の違いは何ですか?
LANポートとCPUとメモリが違います。DXP2800 GTは10GbE(1秒に最大1,250MB)、DXP2800は2.5GbE(1秒に最大312.5MB)です。CPUはDXP2800 GTがAMD Ryzen Embedded R2514(4コア8スレッド)、DXP2800がIntel N100(4コア4スレッド)。メモリはどちらも8GBで、増やせる上限はDXP2800 GTが64GB(ECCメモリ対応)、DXP2800が16GBです。2ベイ、M.2 SSDスロット2つ、4K出力のHDMI、本体の大きさはほぼ同じです。
パソコンに10GbEの口が無くても、DXP2800 GTは速くなりますか?
なりません。速さはつないだ両側の口の遅いほうで決まります。パソコンが2.5GbEならDXP2800と同じ1秒に最大312.5MB、1GbEなら1秒に最大125MBです。10GbEで使うには、パソコンに10GbEのポートかアダプターを用意し、ルーターやハブも10GbE対応にするか、NASとパソコンを直接つなぎます。
HDDを2台入れれば10GbEの速さが出ますか?
HDD2台では、10GbEの上限の1秒1,250MBまでは届きません。速度を決めるのはHDDになります。上限に近づけたいときは、M.2 SSDスロット(2つ)にNVMe SSDを入れて使います。
初めてのNASにはどれがいいですか?
スマホの写真と家族のファイルを保存するのが目的なら、DH2300(29,205円)で足ります。LANは1GbE、メモリは4GBで増やせません。Dockerでアプリを動かしたいならDXP2800、10GbEで大きなファイルを出し入れするならDXP2800 GTを選びます。
UGREEN DXP2800 GTの価格と発売日は?
UGREEN公式ストアの価格は69,880円(税込・本体のみ)で、2026年7月3日に発売されました。HDDとSSDは別売りです。
情報の出どころ
- DXP2800 GTの仕様
- CPU、メモリ、ドライブベイ、M.2 SSDスロット、RAID、LAN、USB、HDMI、大きさ、ファンの音、保証は、UGREEN日本公式ストアの製品ページ(UGREEN NASync DXP2800 GT)で2026年10月3日に確認。CPUのブースト時の周波数と発売日は、株式会社ユーグリーン・ジャパンのプレスリリース(PR TIMES)。
- DXP2800・DH2300の仕様
- UGREEN日本公式ストアの各製品ページ(UGREEN NASync DXP2800、UGREEN NASync DH2300)で2026年10月3日に確認。
- 価格
- 3機種ともUGREEN日本公式ストアの本体単品の税込価格を2026年10月3日に確認。
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