GMKtec M6 Ultra。
メモリもSSDも後から足せて、画面を3枚つなげる普段使いのミニPC
ミニPCのデメリットが気になって決めきれないなら、GMKtec M6 Ultraの16GB+512GBを買えばいい。 「やめとけ」と言われる理由の半分は、増設できない・端子が足りないといった機種の問題で、M6 Ultraはそこを本体で避けている。どの機種を買っても残るのは、グラフィックボードを挿せないことと、電源アダプターが外に付くことの2つだけだ。
普段のパソコンをミニPCに替えるならGMKtec M6 Ultra。ゲームや画像生成AIまでやるならK8 Plus、文書とブラウザだけならM5S
16GB+512GB
77,999円
32GB+512GB
139,999円
16GB+512GB
60,799円
ミニPCのデメリットは、機種を選べば避けられるものと、どれを買っても残るものに分かれる
「ミニPC やめとけ」で出てくる理由は、だいたい6つに収まる。性能が足りない、メモリやSSDを増やせない、端子が少ない、熱と音、電源アダプターが大きい、メーカーのサポートが不安。
このうち増設と端子と性能は、機種の作りで決まる。安いモデルを1台見て「ミニPCは増設できない」と書いている記事も混ざっている。
どのミニPCでも避けられないのは、グラフィックボードを本体に挿せないことと、電源アダプターが外付けになることだ。この2つを受け入れられるなら、残りは機種選びで消せる。
M6 Ultraは、増設・端子・ネットワークのデメリットを本体で避けている
底の板を外すと、メモリのスロットが2つと、M.2のSSDのスロットが2つある。16GBで買って足りなくなったらメモリを差し替え、写真や動画が増えたらSSDを1枚足せる。ノートパソコンのようにメモリが基板に直付けされていない。
端子は前面にUSB-A(10Gbps)が2つ、背面にUSB-A(10Gbps)とUSB 2.0が1つずつ、USB4が1つ。HDMI、DisplayPort、USB4から画面を3枚出せる。有線LANは2.5Gbpsが2口、無線はWi-Fi 6Eだ。
M6 Ultraを選ぶ理由は4つ
1. メモリとSSDを2枚ずつ挿せて、後から増やせる
メモリはDDR5のSO-DIMMが2枚で最大128GB、SSDはM.2(NVMe)が2枚で最大8TB。16GB+512GBで買って、写真や動画が増えたらSSDを1枚足すだけで済む。
本体を買い替えずに容量を足せるので、ミニPCでよく言われる「数年で使えなくなる」は、この機種には当たらない。
2. 画面を3枚つなげる
HDMI(4K・60Hz)、DisplayPort(4K・60Hz)、USB4(最大8K)から同時に3枚出せる。ノートパソコンの画面1枚から、机の上にモニター2〜3枚の作業場に移れる。
3. USB4の端子があり、外付けSSDやドックを速くつなげる
USB4は40Gbpsで、1秒あたり最大5,000MBを送れる。10GbpsのUSB-Aの4倍だ。本体のSSDが埋まったあとも、外付けのSSDを本体並みの速さで使える。充電と映像出力にも対応していて、モニターとケーブル1本でつなぐこともできる。
4. 6コアのCPUと、Wi-Fi 6E・2.5Gbpsの有線LAN×2
CPUはRyzen 5 7640HS(6コア12スレッド・最大5.0GHz)。スペックを見る限り、事務作業、ブラウザのタブを大量に開く作業、写真の現像までなら足りる。
ネットワークはWi-Fi 6E(最大2.4Gbps)と、2.5Gbpsの有線LANが2口。NASにつないで大きなファイルを動かす使い方にも対応できる。
買う前に確かめる4つ(グラフィックス・電源アダプター・英語のWindows・ベアボーン)
1. 重い3Dゲームや画像生成AIには向かない
画面を描くのはCPUに入ったRadeon 760M(8コア)で、グラフィックボードは挿せない。重い3Dゲームは画質を下げて遊ぶ範囲になる。ゲームや画像生成AIが目的なら、K8 Plusを選ぶ。
2. 電源は120Wの外付けアダプター
本体の外にACアダプター(19V・6.32A)が付く。机の上か足元に、アダプターを置く場所が要る。予備のアダプターはGMKtec公式ストアで6,300円から売っている。
3. 届いたWindowsの表示は英語
Windows 11 Proは14言語に対応していて、最初の表示は英語になっている。初期設定を済ませたら、Windowsの設定から表示言語を日本語に切り替える。最初の10分ほどは英語の画面を進むことになる。
4. ベアボーンキットは、メモリとSSDとOSを自分で用意する
いちばん安いベアボーンキット(43,999円)には、メモリ・SSD・OSが入っていない。取り付けられずに返品すると、商品代金の15%が手数料としてかかる。パーツを持っていないなら、16GB+512GBの構成を選ぶ。保証は1年で、延長は別売だ。
M5S・K8 Plusとの違い。分かれるのは、CPUの速さとUSB4と外付けのグラフィックボード
16GB+512GB
16GB+512GB
32GB+512GB
6コア12スレッド・最大5.0GHz
4コア8スレッド・最大4.0GHz
8コア16スレッド・最大5.1GHz
M5Sは、文書とブラウザと動画を見るだけに絞ったモデル
16GB+512GBの構成はGMKtec公式ストアで60,799円。箱の大きさと重さはM6 Ultraと同じで、Wi-Fi 6Eと2.5Gbpsの有線LAN×2も同じだ。違うのは中身で、CPUは4コア、メモリはDDR4で、USB4は無い。
文書作成とブラウザと動画を見るだけなら足りる。写真の現像や、速い外付けSSDを使うならM6 Ultraにする。
K8 Plusは、3Dゲームと画像生成AIまでやるモデル
32GB+512GBの構成はGMKtec公式ストアで139,999円。内蔵グラフィックスはRadeon 780M(12コア)で、M6 Ultraの8コアより多い。OCuLinkの端子から、外付けのグラフィックボードをつなげる。USB4は2口、画面は4枚まで出せる。
OCuLinkは電源を入れたまま抜き差しできない。外付けのグラフィックボードは、本体の電源を切ってからつなぐ。
条件別に、GMKtecのミニPCのどれを買えばいいか
間違えやすい選び方
3Dゲームをするつもりで、M6 Ultraを買う
グラフィックボードを足せない
ゲームが目的ならK8 Plus
安いので、パーツを持たずにベアボーンキットを買う
メモリ・SSD・OSが入っていない
返品すると代金の15%がかかる
速い外付けSSDを使うつもりで、M5Sを買う
USB4が無く、10Gbpsまで
外付けSSDを速く使うならM6 Ultra
写真の現像とモニター2枚の作業で、どれにするか迷っている
M6 Ultraの16GB+512GBで足りる
容量が足りなくなったらSSDを1枚足す
価格は2026年10月11日にGMKtec公式ストアで確認
最終結論
ミニPCのデメリットが気になっているなら、GMKtec M6 Ultraの16GB+512GBを勧める。 増設できない、端子が足りない、画面を増やせないという「やめとけ」の理由は、この機種には当たらない。残るのはグラフィックボードを挿せないことと、120Wのアダプターが外に付くことだ。
3Dゲームや画像生成AIを動かしたい人には、M6 Ultraでは足りない。その使い方ならK8 Plusを選ぶ。
僕ならM6 Ultraの16GB+512GBを選ぶ。写真の現像とモニター2枚の作業なら足りて、容量が足りなくなったらSSDを1枚足せば済むからだ。メモリも後から32GBに差し替えられる。
GMKtec M6 Ultraの仕様と価格
GMKtec M6 Ultra(16GB+512GB・77,999円)
価格は2026年10月11日にGMKtec公式ストアで確認した税込金額です。リンク先で最新の金額を確かめてください。
よくある質問
ミニPCのデメリットは何ですか?
どの機種でも残るのは、グラフィックボードを中に挿せないことと、電源アダプターが本体の外に付くことの2つです。メモリやSSDを後から足せるか、画面を何枚つなげるか、速い外付けSSDを使えるかは機種で決まります。GMKtec M6 Ultraはメモリ2枚・SSD2枚を挿せて、画面を3枚つなげ、USB4の端子もあります。
ミニPCでゲームや動画編集はできますか?
GMKtec M6 Ultraは内蔵のRadeon 760Mで画面を描くので、重い3Dゲームは画質を下げて遊ぶ範囲になります。重い3Dゲームや画像生成AIまで使うなら、Radeon 780Mを積み、OCuLinkの端子で外付けのグラフィックボードをつなげるGMKtec K8 Plusを選びます。
GMKtec M6 Ultraのメモリやストレージは後から増やせますか?
増やせます。メモリはDDR5のSO-DIMMを2枚挿せて最大128GB、SSDはM.2のNVMeを2枚挿せて最大8TBです。16GB+512GBの構成で買って、足りなくなったら差し替えられます。
届いたWindowsは日本語で使えますか?
GMKtec M6 UltraのWindows 11 Proは14言語に対応していて、最初の表示は英語です。初期設定のあと、Windowsの設定から表示言語を日本語に切り替えて使います。
ベアボーンキットを選んでもいいですか?
ベアボーンキットはメモリ・SSD・OSが入っていないので、DDR5のSO-DIMMとM.2のSSD、Windowsを自分で用意して取り付けます。取り付けられずに返品すると、商品代金の15%が再梱包手数料としてかかります。パーツを持っていないなら、16GB+512GBの構成を選びます。
情報の出どころ
- GMKtec M6 Ultra・M5S・K8 Plusの仕様
- CPU、グラフィックス、メモリ、ストレージ、映像出力、端子、ネットワーク、電源、大きさ、重さ、付属品、OSの言語、ベアボーンキットの返品条件は、GMKtec日本公式ストアの各製品ページで2026年10月11日に確認。
- 価格
- 3機種と電源アダプターは、GMKtec日本公式ストアの税込価格を2026年10月11日に確認。
こっちも読む
- 大きい言語モデルを手元で動かすなら、メモリ128GBまで積める GMKtec EVO-X2 の記事へ。
- Mac mini と迷っているなら、Mac mini に容量を足す台 の記事も読んでください。
- 2.5Gbpsの有線LANを活かすなら、UGREEN の NAS と組み合わせられます。