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Lightroomに買い切り版は無い。
現像を続けるならLightroom単体プラン 月1,480円

2026.09.02デスク環境
Lightroom Classicの現像画面。基本補正パネルで露光量やハイライトを調整しているところ。左側にユーザープリセットの一覧が並ぶ。

Lightroomの買い切り版は売っていない。箱で買えた最後は2015年のLightroom 6で、2017年12月の6.14を最後に更新が止まっている。いま現像を続けるならLightroom単体プラン(月1,480円・税込)を買う。Lightroom ClassicとクラウドのLightroomが両方入って、写真は1TBまで置ける。Photoshopの合成も使うならフォトプランの月2,380円。まだLightroomのカタログを持っていない人だけは、買い切りのDxO PhotoLab 10(32,900円)でも始められる。引き継ぐものが無い状態なら、失うものも無い。

どれを買うか

買い切り版は無い
探しても見つからない。 最後の買い切りはLightroom 6で、2017年12月の6.14で更新が終わった。中古で手に入れても、そのあとに出たカメラのRAWは開かない。
単体プランを買う
いまLightroomで現像している人、これから現像を続ける人。 月1,480円(税込・年間プランの月々払い)。Lightroom Classic・クラウドのLightroom・1TBのストレージが入る。Photoshopも使うならフォトプランの月2,380円。
買い切りに移る
Lightroomのカタログをまだ持っていない人。 DxO PhotoLab 10が32,900円の買い切り。過去のカタログ・現像設定・プリセットは移せないので、蓄積がある人は対象外。

Lightroom 6は2017年で更新が止まり、いまのカメラのRAWが開かない

Adobeは2013年から月額制へ移した。写真向けのソフトも同じ流れに乗って、箱で買えた最後がLightroom 6になった。2015年の発売で、最後の更新は2017年12月の6.14だ。

Lightroomは新しいカメラが出るたびに、そのRAWを読むための対応を足していく。6.14で更新が止まったということは、2018年以降に出たカメラのRAWは開かないということになる。中古で買っても、いま使っているカメラのファイルが読めなければ意味が無い。

残っている道は2つ。月額を払ってLightroomを使い続けるか、買い切りの別ソフトに移るか。

Adobe公式サイトのプラン比較ページ。Lightroom 1,480円/月、フォトプラン 2,380円/月、Creative Cloud Pro の3つが並び、買い切りの選択肢は無い。
プラン比較ページに並ぶのは月額の3つだけで、買い切りの欄は無い。画像:Adobe公式のプラン比較ページ(2026年8月30日)

月1,480円で、いま持っているカタログと現像設定をそのまま使える

Lightroom単体プランは月1,480円(税込・年間プランの月々払い)。年に17,760円になる。

入っているのは、デスクトップで大量の写真をさばくLightroom Classic、スマートフォンやブラウザでも開けるクラウド版のLightroom、そして写真を置く1TBのストレージ。買い切りソフトに移ったときに失われるものが、そっくりこの中にある。

Lightroom Classicのカタログには、撮影日・レンズ・星・キーワードと、1枚ずつの現像設定が入っている。露光量やトーンカーブの値は、ソフトごとに計算の中身が違うので、別のソフトへ持っていっても同じ絵にはならない。プリセットも同じで、作り直しになる。

払い続けるかぎり、この蓄積は今日のまま使える。

Lightroom Classicのライブラリ画面。1回の撮影で読み込んだ175枚の建築写真が撮影日順にグリッド表示されている。
1回の撮影で読み込んだ175枚。撮影日・レンズ・星で後から引き出せる状態が、別のソフトには移らない。画像:Lightroom Classicの画面(2026年8月30日)

単体プランを選ぶ理由は3つ

1. フォトプランとの違いは、Photoshopが入るかどうかだけ

Lightroom・Lightroom Classic・1TBのストレージは、単体プランにもフォトプランにも同じように入る。増えるのはPhotoshopと、毎月の生成クレジット(250と1,000)だ。空を入れ替える、人を消す、複数枚を重ねるといった作業をしないなら、単体プランで足りる。

2. Lightroom ClassicとクラウドのLightroomが両方入り、写真は1TBまで置ける

単体プランでもClassicは使える。デスクトップで大量の写真を整理するのがClassic、外でも同じ写真を開けるのがクラウド版で、どちらか一方を選ぶ必要は無い。ストレージはフォトプランと同じ1TBが付く。

3. 新しいカメラを買っても、そのRAWが開く

カメラを買い替えたときに現像ソフトが対応しているかどうかは、月額のあいだは考えなくていい。買い切りで止まるのはここで、Lightroom 6を買った人はいま実際に開けない。

Lightroom単体プラン(1TB)
月1,480円(税込・年間プランの月々払い・Adobe公式 2026.9.2)
価格は変わります。最新の金額はAdobe公式で確認してください

買う前に知っておく欠点

1. 払うのをやめると、現像モジュールとマップモジュールが使えなくなる

解約してもLightroom Classicは起動するし、カタログも写真も開ける。書き出しもできる。使えなくなるのは現像モジュールとマップモジュール、そしてモバイル版との同期だ。過去の写真を現像し直す作業だけが止まる。

2. 買い切り版という選び方ができない

Adobeは買い切りのLightroomを売っていない。支払いを止めることと、現像をやめることが同じ意味になる。 一度払って終わりにしたいなら、DxOかCapture Oneに移る話になる。

3. Photoshopは入っていない

単体プランに入るのはLightroomとLightroom Classicまで。空を入れ替える、人を消す、複数枚を重ねるといった作業をPhotoshopでやるなら、月2,380円のフォトプランに上げることになる。

4. クラウドに上げる写真が1TBを超えると、ストレージを買い足す

1TBはクラウド側の容量で、Classicでパソコンのハードディスクに置くぶんには関係ない。クラウド版に全部同期させる使い方をすると、ここが先に埋まる。

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買い切りソフトとの違いは、カタログの引き継ぎと新しいRAWへの対応

「買い切り」「買切り」で探しても、いまのLightroomに買い切り版は無い

表記が「買切り」でも結果は同じだ。買い切りで売られていた Lightroom 6 は2017年で更新が止まっている。いまアドビが売っているのはプランだけで、買い切り版は用意されていない。

Lightroomの代わりになる買い切りソフトは2本

下の表のとおり、代わりに立つのは DxO PhotoLab 10(32,900円の買い切り)と Capture One Pro(59,000円のライセンス)だ。どちらも一度払えばそのバージョンを使い続けられる。移るときに作り直すのは、現像設定・プリセット・キーワードの3つになる。

Macで使う場合も選べるソフトは変わらない

Lightroom単体プラン・DxO PhotoLab・Capture One Pro はMacでも Windowsでも同じものが動く。Mac だけで使える買い切りの現像ソフトを別に探す必要は無い。

iPadのLightroomは、買い切りでは使えない

iPad版のLightroomはアプリ自体は無料で入れられるが、使えるのは基本の編集までだ。Classicのカタログを開いたり、クラウドの写真を同期したりする部分はプランに入る。iPadだけで完結させたい場合も、買い切りで買う形にはならない。

料金の払い方が違う。毎月払うか、版ごとに一度払うか

Lightroom単体プランは月1,480円で、払うのをやめると現像モジュールとマップモジュールが止まる。買い切りは払うのは一度だけだが、新しいカメラのRAWに対応するのは次のバージョンで、乗り換えるたびにまた払う。払う回数の形が違うのであって、どちらかが常に安いという話ではない。

買い切りで、Lightroomの代わりになるのは2本ある。DxO PhotoLab 10が32,900円、Capture One Proのライセンス版が59,000円。どちらも一度払えば、そのバージョンをずっと使える。

価格は2026年9月2日に各公式で確認

Lightroom単体プラン(月1,480円)

いまのカタログ・現像設定・プリセットをそのまま開く

新しいカメラのRAWに対応し続ける

DxO PhotoLab 10(32,900円の買い切り)

カタログも現像設定も引き継げない

新しいカメラへの対応は新しいバージョンで入る

Capture One Pro(59,000円のライセンス)

テザー撮影の機能が厚い

Lightroomの資産は引き継げない

Affinity(個人利用は無料)

写真の合成とレイアウト

何万枚の写真の管理はしない

分かれ目は、いま持っているカタログを開き直すことがあるかどうか。移った先で作り直すのは、現像設定とプリセットとキーワードの3つ。
ソフト
買い方
できること
Lightroomの資産
Lightroom単体プラン
月1,480円
Classic+クラウド版+1TB。新しいRAWに対応し続ける
そのまま使える
フォトプラン
月2,380円
上に加えてPhotoshopと生成クレジット1,000
そのまま使える
DxO PhotoLab 10
32,900円の買い切り
現像と管理。対応が増えるのは新しいバージョン
引き継げない
Capture One Pro
59,000円のライセンス
テザー撮影の機能が厚い
引き継げない

Capture One Proにはサブスクもある。年払いで月2,917円。一度で終わりにしたいなら、選ぶのはライセンス版のほうになる。

Affinityは2025年10月30日から個人利用が無料になった。RAWも開けるが、こちらは写真の合成とレイアウトのソフトで、何万枚に星とキーワードを付けて後から引き出す仕事はしない。Photoshopの代わりにはなり、Lightroomの代わりにはならない。

買い切りでも、最新版に乗り換えるたびに払う

DxOのアップグレードは16,900円から。新しいカメラのRAWや新しい機能は、そのあとに出るバージョンに入る。「一度払えば終わり」が続くのは、買ったバージョンを使い続けるあいだだけだ。

結局どれを買えばいいのか

いまの状況
買うもの
価格
理由
すでにLightroomのカタログがある
Lightroom単体プラン
月1,480円
現像設定とキーワードがそのまま残る
Photoshopで合成やレタッチもする
フォトプラン
月2,380円
Photoshopと生成クレジット1,000が付く
これから始める。カタログの蓄積が無い
DxO PhotoLab 10
32,900円
引き継ぐカタログが無いので、失うものも無い
スタジオでテザー撮影が中心
Capture One Pro(ライセンス)
59,000円
テザー撮影の機能が厚い

Lightroom単体プランにする

  • Lightroom Classicのカタログを持っている
  • 作ったプリセットを使い続けたい
  • カメラを2〜3年で買い替える
  • 外出先やスマートフォンでも同じ写真を開きたい

ほかにする

  • Photoshopの合成も使う → フォトプラン 月2,380円
  • これから始める・蓄積が無い → DxO PhotoLab 10 32,900円
  • テザー撮影が中心 → Capture One Pro 59,000円
  • 写真の合成だけで管理は要らない → Affinity 0円
  • 中古のLightroom 6 → 買わない。RAWが開かない

最終結論

すでにLightroomで現像しているなら、Lightroom単体プランの月1,480円を払う。 買い切り版は存在しないうえ、移った先ではカタログも現像設定もプリセットも作り直しになる。

Photoshopで合成やレタッチもするならフォトプランの月2,380円。 Lightroom側で増えるものは無く、Photoshopと生成クレジットが付く。

これから始める人だけは、DxO PhotoLab 10の32,900円が選べる。 引き継ぐカタログが無い状態なら、買い切りに入っても失うものが無い。ただし新しいカメラや新しい機能は、そのあとに出るバージョンで入る。

僕は建築写真の仕事で納品前に過去の案件を開き直すので、単体プランではなくフォトプランを払っている。先に決めるのは、昔の写真を現像し直すことがあるかどうかだ。

プランに入っているもの

項目
Lightroom単体プラン
フォトプラン
備考
月額(税込)
1,480円
2,380円
年間プランの月々払い
Lightroom(クラウド)
入る
入る
スマートフォン・web版も使える
Lightroom Classic
入る
入る
デスクトップでカタログを扱うアプリ
Photoshop
入らない
入る
デスクトップ版・モバイル版・web版
クラウドストレージ
1TB
1TB
足りなければ追加購入
生成クレジット
毎月250
毎月1,000
生成AIの機能に使う

よくある質問

Lightroomに買い切り版はありますか?

ありません。買い切りで買えた最後のバージョンは2015年発売のLightroom 6で、2017年12月の6.14を最後に更新が終わっています。そのあとに発売されたカメラのRAWは開けないので、中古で入手しても現像はできません。いまLightroomを使う方法は月額のプランだけです。

Lightroomはいくらですか?

Lightroom単体プランが月1,480円、Photoshopが付くフォトプランが月2,380円です(いずれも税込・年間プランの月々払い・クラウドストレージ1TB)。単体プランでもLightroom ClassicとクラウドのLightroomの両方が使えます。差の900円はPhotoshopが入るかどうかです。

支払いをやめたら、それまでの写真はどうなりますか?

Lightroom Classicは起動し、カタログも写真も開けて書き出しもできます。使えなくなるのは現像モジュールとマップモジュール、そしてモバイル版のLightroomとの同期です。写真が消えるわけではなく、現像し直す作業だけが止まります。

買い切りのソフトに移すと、いくら安くなりますか?

DxO PhotoLab 10(32,900円)とCapture One Proのライセンス版(59,000円)が、一度払えばそのバージョンを使い続けられる現像ソフトです。ただしLightroomのカタログ・現像設定・プリセットは引き継げません。新しいカメラのRAWに対応するのは、そのあとに出る新しいバージョンになります。

Lightroomの現像設定は、別のソフトに引き継げますか?

引き継げません。露光量やトーンカーブの計算がソフトごとに違うため、同じ数値を入れても同じ絵になりません。プリセットも作り直しになります。星やキーワードは書き出して渡せる場合がありますが、現像した見た目そのものは移りません。

Adobe Lightroom単体プラン(1TB)

価格は2026年9月2日にAdobe公式で確認したものです。変わるのでリンク先で確かめてください。

情報の出どころ

プランの料金・入っているアプリ・ストレージ
Adobe公式のプラン比較ページ(2026年9月2日に確認)。
支払い終了後に使えなくなる機能
Adobe公式のLightroom Classicよくある質問(2026年9月2日に確認)。
DxO PhotoLab 10の価格・アップグレード価格
DxO公式ストア(2026年9月2日に確認)。
Capture One Proのライセンス価格・サブスク価格
Capture One公式の価格ページ(2026年9月2日に確認)。
Affinityの価格
Affinity公式サイト(2026年9月2日に確認)。

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