Lightroomに買い切り版は無い。
現像を続けるならLightroom単体プラン 月1,480円
Lightroomの買い切り版は売っていない。箱で買えた最後は2015年のLightroom 6で、2017年12月の6.14を最後に更新が止まっている。いま現像を続けるならLightroom単体プラン(月1,480円・税込)を買う。Lightroom ClassicとクラウドのLightroomが両方入って、写真は1TBまで置ける。Photoshopの合成も使うならフォトプランの月2,380円。まだLightroomのカタログを持っていない人だけは、買い切りのDxO PhotoLab 10(32,900円)でも始められる。引き継ぐものが無い状態なら、失うものも無い。
どれを買うか
Lightroom 6は2017年で更新が止まり、いまのカメラのRAWが開かない
Adobeは2013年から月額制へ移した。写真向けのソフトも同じ流れに乗って、箱で買えた最後がLightroom 6になった。2015年の発売で、最後の更新は2017年12月の6.14だ。
Lightroomは新しいカメラが出るたびに、そのRAWを読むための対応を足していく。6.14で更新が止まったということは、2018年以降に出たカメラのRAWは開かないということになる。中古で買っても、いま使っているカメラのファイルが読めなければ意味が無い。
残っている道は2つ。月額を払ってLightroomを使い続けるか、買い切りの別ソフトに移るか。
月1,480円で、いま持っているカタログと現像設定をそのまま使える
Lightroom単体プランは月1,480円(税込・年間プランの月々払い)。年に17,760円になる。
入っているのは、デスクトップで大量の写真をさばくLightroom Classic、スマートフォンやブラウザでも開けるクラウド版のLightroom、そして写真を置く1TBのストレージ。買い切りソフトに移ったときに失われるものが、そっくりこの中にある。
Lightroom Classicのカタログには、撮影日・レンズ・星・キーワードと、1枚ずつの現像設定が入っている。露光量やトーンカーブの値は、ソフトごとに計算の中身が違うので、別のソフトへ持っていっても同じ絵にはならない。プリセットも同じで、作り直しになる。
払い続けるかぎり、この蓄積は今日のまま使える。
単体プランを選ぶ理由は3つ
1. フォトプランとの違いは、Photoshopが入るかどうかだけ
Lightroom・Lightroom Classic・1TBのストレージは、単体プランにもフォトプランにも同じように入る。増えるのはPhotoshopと、毎月の生成クレジット(250と1,000)だ。空を入れ替える、人を消す、複数枚を重ねるといった作業をしないなら、単体プランで足りる。
2. Lightroom ClassicとクラウドのLightroomが両方入り、写真は1TBまで置ける
単体プランでもClassicは使える。デスクトップで大量の写真を整理するのがClassic、外でも同じ写真を開けるのがクラウド版で、どちらか一方を選ぶ必要は無い。ストレージはフォトプランと同じ1TBが付く。
3. 新しいカメラを買っても、そのRAWが開く
カメラを買い替えたときに現像ソフトが対応しているかどうかは、月額のあいだは考えなくていい。買い切りで止まるのはここで、Lightroom 6を買った人はいま実際に開けない。
買う前に知っておく欠点
1. 払うのをやめると、現像モジュールとマップモジュールが使えなくなる
解約してもLightroom Classicは起動するし、カタログも写真も開ける。書き出しもできる。使えなくなるのは現像モジュールとマップモジュール、そしてモバイル版との同期だ。過去の写真を現像し直す作業だけが止まる。
2. 買い切り版という選び方ができない
Adobeは買い切りのLightroomを売っていない。支払いを止めることと、現像をやめることが同じ意味になる。 一度払って終わりにしたいなら、DxOかCapture Oneに移る話になる。
3. Photoshopは入っていない
単体プランに入るのはLightroomとLightroom Classicまで。空を入れ替える、人を消す、複数枚を重ねるといった作業をPhotoshopでやるなら、月2,380円のフォトプランに上げることになる。
4. クラウドに上げる写真が1TBを超えると、ストレージを買い足す
1TBはクラウド側の容量で、Classicでパソコンのハードディスクに置くぶんには関係ない。クラウド版に全部同期させる使い方をすると、ここが先に埋まる。
買い切りソフトとの違いは、カタログの引き継ぎと新しいRAWへの対応
「買い切り」「買切り」で探しても、いまのLightroomに買い切り版は無い
表記が「買切り」でも結果は同じだ。買い切りで売られていた Lightroom 6 は2017年で更新が止まっている。いまアドビが売っているのはプランだけで、買い切り版は用意されていない。
Lightroomの代わりになる買い切りソフトは2本
下の表のとおり、代わりに立つのは DxO PhotoLab 10(32,900円の買い切り)と Capture One Pro(59,000円のライセンス)だ。どちらも一度払えばそのバージョンを使い続けられる。移るときに作り直すのは、現像設定・プリセット・キーワードの3つになる。
Macで使う場合も選べるソフトは変わらない
Lightroom単体プラン・DxO PhotoLab・Capture One Pro はMacでも Windowsでも同じものが動く。Mac だけで使える買い切りの現像ソフトを別に探す必要は無い。
iPadのLightroomは、買い切りでは使えない
iPad版のLightroomはアプリ自体は無料で入れられるが、使えるのは基本の編集までだ。Classicのカタログを開いたり、クラウドの写真を同期したりする部分はプランに入る。iPadだけで完結させたい場合も、買い切りで買う形にはならない。
料金の払い方が違う。毎月払うか、版ごとに一度払うか
Lightroom単体プランは月1,480円で、払うのをやめると現像モジュールとマップモジュールが止まる。買い切りは払うのは一度だけだが、新しいカメラのRAWに対応するのは次のバージョンで、乗り換えるたびにまた払う。払う回数の形が違うのであって、どちらかが常に安いという話ではない。
買い切りで、Lightroomの代わりになるのは2本ある。DxO PhotoLab 10が32,900円、Capture One Proのライセンス版が59,000円。どちらも一度払えば、そのバージョンをずっと使える。
価格は2026年9月2日に各公式で確認
Lightroom単体プラン(月1,480円)
いまのカタログ・現像設定・プリセットをそのまま開く
新しいカメラのRAWに対応し続ける
DxO PhotoLab 10(32,900円の買い切り)
カタログも現像設定も引き継げない
新しいカメラへの対応は新しいバージョンで入る
Capture One Pro(59,000円のライセンス)
テザー撮影の機能が厚い
Lightroomの資産は引き継げない
Affinity(個人利用は無料)
写真の合成とレイアウト
何万枚の写真の管理はしない
Capture One Proにはサブスクもある。年払いで月2,917円。一度で終わりにしたいなら、選ぶのはライセンス版のほうになる。
Affinityは2025年10月30日から個人利用が無料になった。RAWも開けるが、こちらは写真の合成とレイアウトのソフトで、何万枚に星とキーワードを付けて後から引き出す仕事はしない。Photoshopの代わりにはなり、Lightroomの代わりにはならない。
買い切りでも、最新版に乗り換えるたびに払う
DxOのアップグレードは16,900円から。新しいカメラのRAWや新しい機能は、そのあとに出るバージョンに入る。「一度払えば終わり」が続くのは、買ったバージョンを使い続けるあいだだけだ。
結局どれを買えばいいのか
Lightroom単体プランにする
- Lightroom Classicのカタログを持っている
- 作ったプリセットを使い続けたい
- カメラを2〜3年で買い替える
- 外出先やスマートフォンでも同じ写真を開きたい
ほかにする
- Photoshopの合成も使う → フォトプラン 月2,380円
- これから始める・蓄積が無い → DxO PhotoLab 10 32,900円
- テザー撮影が中心 → Capture One Pro 59,000円
- 写真の合成だけで管理は要らない → Affinity 0円
- 中古のLightroom 6 → 買わない。RAWが開かない
最終結論
すでにLightroomで現像しているなら、Lightroom単体プランの月1,480円を払う。 買い切り版は存在しないうえ、移った先ではカタログも現像設定もプリセットも作り直しになる。
Photoshopで合成やレタッチもするならフォトプランの月2,380円。 Lightroom側で増えるものは無く、Photoshopと生成クレジットが付く。
これから始める人だけは、DxO PhotoLab 10の32,900円が選べる。 引き継ぐカタログが無い状態なら、買い切りに入っても失うものが無い。ただし新しいカメラや新しい機能は、そのあとに出るバージョンで入る。
僕は建築写真の仕事で納品前に過去の案件を開き直すので、単体プランではなくフォトプランを払っている。先に決めるのは、昔の写真を現像し直すことがあるかどうかだ。
プランに入っているもの
よくある質問
Lightroomに買い切り版はありますか?
ありません。買い切りで買えた最後のバージョンは2015年発売のLightroom 6で、2017年12月の6.14を最後に更新が終わっています。そのあとに発売されたカメラのRAWは開けないので、中古で入手しても現像はできません。いまLightroomを使う方法は月額のプランだけです。
Lightroomはいくらですか?
Lightroom単体プランが月1,480円、Photoshopが付くフォトプランが月2,380円です(いずれも税込・年間プランの月々払い・クラウドストレージ1TB)。単体プランでもLightroom ClassicとクラウドのLightroomの両方が使えます。差の900円はPhotoshopが入るかどうかです。
支払いをやめたら、それまでの写真はどうなりますか?
Lightroom Classicは起動し、カタログも写真も開けて書き出しもできます。使えなくなるのは現像モジュールとマップモジュール、そしてモバイル版のLightroomとの同期です。写真が消えるわけではなく、現像し直す作業だけが止まります。
買い切りのソフトに移すと、いくら安くなりますか?
DxO PhotoLab 10(32,900円)とCapture One Proのライセンス版(59,000円)が、一度払えばそのバージョンを使い続けられる現像ソフトです。ただしLightroomのカタログ・現像設定・プリセットは引き継げません。新しいカメラのRAWに対応するのは、そのあとに出る新しいバージョンになります。
Lightroomの現像設定は、別のソフトに引き継げますか?
引き継げません。露光量やトーンカーブの計算がソフトごとに違うため、同じ数値を入れても同じ絵になりません。プリセットも作り直しになります。星やキーワードは書き出して渡せる場合がありますが、現像した見た目そのものは移りません。
Adobe Lightroom単体プラン(1TB)
価格は2026年9月2日にAdobe公式で確認したものです。変わるのでリンク先で確かめてください。
情報の出どころ
- プランの料金・入っているアプリ・ストレージ
- Adobe公式のプラン比較ページ(2026年9月2日に確認)。
- 支払い終了後に使えなくなる機能
- Adobe公式のLightroom Classicよくある質問(2026年9月2日に確認)。
- DxO PhotoLab 10の価格・アップグレード価格
- DxO公式ストア(2026年9月2日に確認)。
- Capture One Proのライセンス価格・サブスク価格
- Capture One公式の価格ページ(2026年9月2日に確認)。
- Affinityの価格
- Affinity公式サイト(2026年9月2日に確認)。
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