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GODOX AD200Pro。
カメラから離して置く、200Wsの小型ストロボ

2026.09.01カメラ機材
GODOX AD200Pro の本体を斜め前から見たところ。黒い角の丸い箱型で、左端にスピードライトヘッドの発光面が付き、側面に AD200Pro と Godox のロゴが入っている。
GODOX AD200Pro。手のひらに載る箱の先に、交換式の発光部が付く。画像:GODOX公式

2019年の機種で、去年その後継が出ている。それでも旧型が売られ続けていて、同じ店の同じ日で5,126円安い。型落ちだから安い、で片づけていい話なのか。5,126円ぶんの中身を全部並べる。

先に言っておく

買う価値がある
ストロボを1灯、スタンドに立てて使いたい人。 クリップオンより1段以上明るい。そして明るさを1段買う値段が、ADシリーズでここがいちばん安い。次の段は3.4倍する。
別を検討
灯りを3灯以上に増やす予定がある人。 グループが5つで止まる。後継は16ある。増やすと分かっているなら、5,126円は最初に払っておくほうが安い
急がなくていい
カメラの上に載せたいだけの人。 ホットシューが無い。光らせるだけでトリガーが別に要る。値札は60,500円だが、実際の入口は71,159円から。

この記事の情報の扱い

確認できた事実
仕様・希望小売価格・発売日は、2026年9月1日に国内代理店(ケンコープロフェショナルイメージング)の製品ページで確認した。実売価格は同じ日に、KPI日本正規版を扱う正規取扱店1店で、ADシリーズ5系統の旧型・新型あわせて10機種と、トリガー・アクセサリー類までそろえて確認した税込価格。同梱品の一覧はその店の商品ページの記載。
合理的に導ける評価
「ちょうど1段」「1段あたりの値段」「入口の総額」は、公表値と実売価格からこちらで計算したもの。計算式は本文に書いている。
確認できないこと
実売価格は日々動く。サイズと重量は新旧で測り方が違うので比較できない(後述)。旧型の修理対応がいつまで続くかは代理店が公表していない。発光の色味、連続発光時の熱、ヘッドを替えたときの光質の違いは、公表値からは判断できない。

これは何なのか

GODOXが「ポケットフラッシュ」と呼んでいる箱。弁当箱くらいの大きさで、中にリチウムバッテリーが入っている。スタンドに立てて使う。

200Ws。同じGODOXのクリップオン、たとえばV1 Proが76Wsなので1段以上ある。この差はソフトボックスや傘を噛ませたときに効いてくるやつで、数字の見た目より現場での余裕が変わるところだと思う。

ただしカメラには載らない。 ホットシューが無い。代理店の仕様表にもシンクロの方法として3.5mmコードとワイヤレスポートの2つしか書いていないので、設計としてそういう機種だ。個人的にはここが最大の分岐点で、「クリップオンの上位版」を探している人はこの時点で対象から外れる

先端のヘッドが2つ入っていて、その場で差し替えられる

発光部が交換式で、しかも2種類が最初から入っている。ここがこの機種の一番おいしいところだと思う。

四角い発光面のスピードライトヘッド(GN52・35mm)と、ガラス管がむき出しで前に突き出すフラッシュチューブヘッド(GN60・28mm)。後者が入っているのが効く。

GODOX AD200Pro の2つのヘッドを並べた写真。左はスピードライトヘッドを付けた状態で、発光面が四角い。右はフラッシュチューブヘッドを付けてライトスタンドに載せた状態で、ガラス管が前に突き出している。
左がスピードライトヘッド、右がフラッシュチューブヘッド。この2つは同梱品で、買い足す必要がない。画像:GODOX公式

四角い発光面は光が前へまっすぐ飛ぶ。むき出しの管は横にも後ろにも回る。だから傘に入れたときに面いっぱいまで届く。スタジオ用のストロボが軒並み管をむき出しにしているのはこの理由で、それを電池で持ち出せるサイズに詰めたのがこの箱、という見方をしている。

ヘッドの差し替えは手で回すだけだ。

反射傘やリフレクターは別売だ。 ガイドナンバー60は、あくまでチューブヘッドを裸で使ったときの値。標準リフレクターAD-S2は同じ店で2,805円だった。後継のAD200Pro IIの仕様表では、GN60の条件が「標準リフレクター(別売)使用時」と明記されている。旧型のページにはその但し書きが無いので、条件が同じかどうかまでは読み取れない。

仕様(代理店の公表値)

2026年9月1日に代理店(ケンコープロフェショナルイメージング)の製品ページで確認した値。

項目
項目
最大出力
200Ws
ガイドナンバー
52(スピードライトヘッド
35mm・ISO100)
60(チューブヘッド
28mm・ISO100)
出力調整
1/256〜1/1
9段81段階
閃光時間
1/220〜1/15380秒
チューブヘッドは1/220〜1/13510秒
リサイクルタイム
約0.01〜1.8秒
発光回数
500回(フル発光)
バッテリー
リチウムバッテリーパック
14.4V/2900mAh
色温度
5600±200K
ハイスピードシンクロ
最大1/8000秒
マルチ発光
最大90回・99Hz
ワイヤレス
2.4GHz・32ch
ID 01〜99・約100m
制御グループ
5(A〜E)
シンクロ方法
3.5mmシンクロコード
ワイヤレスコントロールポート
モデリングランプ
あり
サイズ
172×54×75mm
フラッシュヘッドは含まず
重量
590g
ヘッド・バッテリーは含まず

同梱品は、正規取扱店の記載で本体・バッテリー・チャージャー・パワーケーブル・スピードライトヘッド・フラッシュチューブヘッド・ライトスタンドホルダー・ケースが各1個。発売は2019年8月23日で、2025年3月7日に価格改定が入っている。

590gという数字は当てにしないほうがいい。 ヘッドもバッテリーも入っていない状態の値だ。実際に鞄に入るのはもっと重い。代理店は組み上がった状態の重量を公表していないので、この記事でも出せない。「500回」のほうは条件がフル発光なので、1/4や1/8で回すぶんにはもっと持つ。
GODOX AD200Pro
60,500円(実売・2026年9月1日/代理店の希望小売は税別64,800円=税込71,280円)
価格は変わります。リンク先で最新の金額を確認してください
Amazonで見る 楽天市場で見る 価格は変動します。最新の金額はリンク先で確認してください

この箱を選ぶ理由

1. 明るさを1段買う値段が、シリーズでいちばん安い

100Wsから200Wsはきっかり1段。200Wsから300Wsは0.585段しかない。倍にならないと1段にならないので、上に行くほど段が細切れになる。

Wsを段に直して値段で割ると、AD200Proだけ妙に安い位置にいるのが見える。

AD100Pro・AD200Pro・AD300Proの実売価格と、1段あたりの値段の図 AD100Proは48,620円で100Ws。AD200Proは60,500円で200Ws。差は11,880円で、明るさはちょうど1段増える。AD300Proは83,930円で300Ws。AD200Proとの差は23,430円だが、明るさは約0.585段しか増えない。1段あたりに直すと、前の段差が11,880円、後ろの段差が約40,054円になる。 48,620円 60,500円 83,930円 AD100Pro 100Ws AD200Pro 200Ws AD300Pro 300Ws +11,880円 = 1段 1段あたり 11,880円 +23,430円 = 0.585段 1段あたり 約40,054円
棒の高さは実売価格。左の段差は1段ぶんの明るさが11,880円で買える。右の段差は同じ1段に直すと約40,054円で、3.4倍になる。段数の計算=log2(200÷100)=1.000/log2(300÷200)≒0.585。

200Wsが中途半端に見えるなら、逆だと思う。倍々で高くなる階段の、いちばん段差が安いところに立っている

この計算はシリーズ全部でやってある。1段あたりに直すとAD100→AD200が11,880円、AD200→AD300が約40,054円、AD300→AD400が約86,137円、AD400→AD600が約25,574円いちばん安い段差はAD200Proへ上がるところだ。

不利な数字も出しておく。 「1円あたりの光の量」で並べると順位がひっくり返る。1,000円あたりのWsはAD300Proが3.57、AD200Proが3.31。AD300Proのほうが多い。どちらの数字も正しくて、写真の明るさがWsに比例しないから見え方が逆になるだけだ。買う前に両方見ておいたほうがいい。

ヘッドを2つ持ち歩ける

光を硬く当てたい日と、傘に入れて広げたい日がある。本体1つで両方に振れるのは、鞄から灯体を1つ減らすのと同じだ。

別売のヘッドも同じ穴に挿さる。丸型のH200Rが14,025円、LEDライトヘッドAD-Lが4,158円、離して使うエクステンションEC-200が6,732円(いずれも同じ店の実売)。

アクセサリーが2018年から共通

代理店が「アクセサリー等は、従来のAD200と共通で、そのまま使用することができます」と書いている。2018年のAD200から数えて8年ぶん、傘もグリッドもソフトボックスも中古で回っている。

後継のIIにも同じ記載がある。ここで買った周辺機材は次の世代でも死なない。地味だが、灯体を増やしていく人にはこれが一番大きいかもしれない。

2台で400Wsにできる

デュアルパワーフラッシュブラケットAD-B2で2台を1つの灯りとして扱える。代理店の言い方だと400Ws相当。ブラケットは同じ店で10,285円だった。

最初から300Wsを1台買うか、200Wsを2台にするか。2台にすると1灯ずつ離して置ける日も来るので、僕なら後者を選ぶ。

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買う前に引っかかったところ

公表値と実売価格から読み取れる範囲で4つ。

本体だけでは光らない

カメラとつなぐものが付いていない。同じ店の同じ日でワイヤレストリガーはX2Tが10,659円、X3が14,212円。足すと71,159円か74,712円になる。

60,500円の値札で予算を組むと1万円ぶん足りなくなる。 ここは買ってから気づきたくないやつだ。3.5mmのシンクロコードでもつながるが、それだと光量をカメラ側から動かせない。結局トリガーを買うことになると思う。

AD200Proを光らせるまでに必要な金額と、クリップオンのV1 Proを並べた図 AD200Pro本体は60,500円だが、ワイヤレストリガーX2T 10,659円を足して71,159円が実際の入口になる。クリップオンのV1 Proは52,734円で、本体だけでカメラに載る。差は18,425円で、明るさの差は約1.4段。 AD200Pro を光らせるまで 合計 71,159円 本体 60,500円 + トリガー X2T 10,659円 クリップオンの V1 Pro 52,734円 本体だけでカメラに載る。トリガーは要らない 差は18,425円。そのぶん増える明るさは76Ws→200Wsで約1.4段(log2(200÷76)≒1.396)。 ※GODOXのトリガーや送受信対応のクリップオンをすでに持っているなら、追加は0円になる。
棒の長さは金額。この機種の値札は本体だけの値段で、光らせるところまでは含んでいない。

下限が1/256で止まる

後継は1/512まで落ちる。1段ぶん深い。

効くのは狭い部屋。200Wsを1〜2mで使うと最小発光でも明るすぎることがあって、そこで絞りかディフューザーで逃げる羽目になる。マンションの一室で人を撮る人には、この1段は地味に効く。

GODOX AD200Pro をライトスタンドに載せて背面から見た写真。液晶画面に出力 1/256 と表示され、その周囲にモード・グループ・チャンネルのボタンとダイヤルが並んでいる。
背面の表示が「1/256」。これがこの機種の最小発光で、後継はここからもう1段下がる。画像:GODOX公式

グループが5つで止まる

A〜Eの5つ。後継は16あって、側面に色で見分けるインジケーターまで付いている。

1灯2灯なら関係ない話だ。効いてくるのは増やして系統を分けはじめてからで、そこまで行く予定があるかどうかで評価が割れる。

サイズと重量は比較できない

並べたくなるが、並べると嘘になる。

AD200Proの172×54×75mm・590gはヘッドもバッテリーも含まない値。AD200Pro IIの260×90×79mm・990gはH200JIIとバッテリーを含んだ値。土台が違う。「400g重くなった」という読み方はできない。代理店が同じ条件の数字を出していないので、ここは保留にする。

「2019年発売で古い」は欠点に数えていない。 200Ws・500回・1.8秒という中身は後継とほぼ同じで、性能が置いていかれたわけではないので。ただし旧型の修理対応がいつまで続くかは代理店が公表していない。 10年使うつもりならここは自分で読んでおいたほうがいい。

AD200Pro IIと5,126円差。旧型を選ぶ意味があるのは5系統中2つだけ

ADシリーズは AD100・AD200・AD300・AD400・AD600 の5系統すべてに「II」が出ている。同じ店の同じ日に10機種そろえて実売を見た。

旧型のほうが安かったのは2系統だけだった。

ADシリーズ5系統で、旧型と新型(II)の実売価格を並べた図 同じ店の同じ日に確認した税込価格。AD100Proは旧型も新型も48,620円で差は0円。AD200Proは60,500円と65,626円で差は5,126円。AD300Proは旧型も新型も83,930円で差は0円。AD400Proは旧型も新型も119,680円で差は0円。AD600Proは134,640円と139,700円で差は5,060円。旧型のほうが安いのはAD200とAD600の2系統だけで、差はAD200が最大。 各組の上が旧型、下が新型(II)。棒の長さは実売価格(2026年9月1日・同一店・税込) AD100Pro 48,620円 48,620円 差 0円 AD200Pro 60,500円 65,626円 差 5,126円 AD300Pro 83,930円 83,930円 差 0円 AD400Pro 119,680円 119,680円 差 0円 AD600Pro 134,640円 139,700円 差 5,060円
各組の上が旧型、下が新型(II)。AD100・AD300・AD400は、旧型を選ぶ理由が値段に無い(同額で並んでいる)。差が出ているのはAD200とAD600の2つで、本体価格に対する割合ではAD200が8.5%、AD600が3.8%

AD200Proは旧型を選ぶ意味がいちばん大きい機種だ。金額で5,126円、本体価格に対する割合で8.5%。もう一方のAD600Proは3.8%しかない。

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だから問いは1つに絞れる。5,126円で何が増えるのか。

項目
AD200Pro
AD200Pro II
効いてくる場面
出力の下限
1/256
1/512
狭い部屋・近距離
出力の刻み
9段81段階
10ステップ
0.1単位
微調整の細かさ
制御グループ
5(A〜E)
16(0〜9・A〜F)
側面に色の識別表示
多灯を組む
閃光時間
1/220〜1/15380秒
1/272〜1/23500秒
水しぶきを止める
ヘッド
スピードライト
フラッシュチューブ
H200 II
H200J II

熱と色温度が安定
連続で焚く
充電器
チャージャー+
パワーケーブル
USB接続の
クレードル式
遠征の荷物
最大出力
200Ws
200Ws
差にならない
リサイクルタイム
約0.01〜1.8秒
約0.01〜1.8秒
差にならない
発光回数
500回
500回
差にならない
ガイドナンバー
52/60
52/60
差にならない
実売(9/1)
60,500円
65,626円

下の4行を見てほしい。明るさも、チャージの速さも、1回の充電で撮れる枚数も、まったく同じ。

5,126円で買えるのは操作の細かさと、灯りを増やしたときの管理のしやすさだ。写りそのものは動かない。

1つだけ写りに関わりそうなのが、新しいヘッドの「より安定した熱管理や色温度」。代理店はそう書いているがどれくらい安定するのかの数字は出していないので、ここは判断できない。連続で焚く仕事が多いなら、そこだけ気にしておく価値はあると思う。

GODOX AD200Pro のヘッドを外した本体を真横から見た写真。角の丸い平たい箱で、側面に AD200Pro と Godox のロゴ、赤い受光部が付いている。
ヘッドを外すと、本体はこの平たい箱になる。172×54×75mmはこの状態の数字で、ヘッドとバッテリーは入っていない。画像:GODOX公式

クリップオンのV1 Proとは、そもそも役割が違う

同じGODOXの丸ヘッドクリップオン、V1 Proは76Wsだ。AD200Proの200Wsとは約1.4段の差になる。

項目
V1 Pro
AD200Pro
効いてくる場面
最大出力
76Ws
200Ws(約1.4段上)
屋外・広い部屋
カメラに載る
載る
載らない
身軽に動く
光らせるのに要るもの
本体のみ
本体+トリガー
入口の値段
発光回数
約500回
500回
差にならない
リサイクルタイム
約1.5秒
約0.01〜1.8秒
続けて切るとき
実売(9/1)
52,734円
60,500円
+トリガー10,659円〜

この2つは競合しない。V1 Proは載せて動き回る道具、AD200Proは置いて当てる道具だ。買い替えではなく、足す関係になる。

しかもV1 Proの説明には「2.4GHzワイヤレス送受信をサポート」とある。すでにV1 Proを持っているなら、トリガーを買わずにAD200Proを足せる。 この場合の入口は60,500円のままだ。

その5,126円、払う価値があるか

増えるのは1/512の最小発光、16グループ、速い閃光時間、新しいヘッド、USB充電器。減るものは無い。

分かれ目は1つだ。これから灯りを3灯以上に増やすか。

増やすならグループ5つは早い段階で足りなくなるので、最初に払っておくほうが安い。増やさないなら、この5,126円は使わない機能に払う金額になる。1灯2灯で完結する撮影で旧型が困る場面は、正直思いつかなかった。

もうひとつの見方。 5,126円は標準リフレクターAD-S2(2,805円)と予備バッテリー(10,285円)の間くらいの金額だ。同じ金額を傘やグリッドに回すという手もある。 ストロボの写りは本体より前に付けるもので決まる。僕ならこっちに回す。

この人は買っていい、この人は待っていい

買っていいと思う

  • ストロボをスタンドに立てて、離して当てたい
  • クリップオンの明るさで足りない場面がある(1段以上増える)
  • 1灯か2灯で組む撮影が中心(グループ5で足りる)
  • すでにGODOXのトリガーやクリップオンを使っている(追加0円で系統に載る)
  • 傘やソフトボックスを使う(チューブヘッドが同梱される)
  • コンセントの無い場所で焚く

いま買わなくていい

  • カメラの上に載せたい(ホットシューが無い)
  • 灯りを3灯以上に増やす予定がある(グループ5で頭打ち)
  • 予算が60,500円ちょうど(トリガーで1万円超える)
  • 狭い部屋で近づけて焚くことが多い(1/256でも明るすぎる場合がある)
  • 10年単位で使う前提(旧型の修理対応期間は公表されていない)
  • すでにAD100Proがあって、不満が明るさ以外(1段しか増えない)

最後の1つだけ補足しておく。AD100Proからの買い替えで増えるのはちょうど1段。 ISOを1段上げれば埋まる幅だ。

不満が光量以外なら、11,880円を払っても同じ不満が残る。何が足りていないのかを先に言葉にしたほうがいい。

僕ならこう決める

「後継が出たから安くなった型落ち」ではなかった。200Ws、500回、1.8秒。中身は新型とほとんど同じで、5,126円の差は操作の細かさに寄っている。

そしてシリーズで見ると、1段の明るさをいちばん安く買える場所に立っている。次の段は3.4倍だ。

引っかかるのは値札のほう。60,500円ではカメラと繋がらない。トリガーを足した71,159円が本当の入口で、ここを見落とすと最初の現場で光らせられない。

決め方は単純にしていい。これからストロボを何灯まで増やすつもりか数える。 3灯を超えるなら新型、2灯までなら旧型。

僕ならそこだけで決めて、浮いた5,126円は傘に回す。

この記事で書けていないこと。 発光の色味、連続で焚いたときの熱、新旧ヘッドの光質の差、組み上がった状態の重量。どれも公表値からは出てこない。ここが決め手になるなら、レンタルで1回持ち出したほうが早い。

よくある質問

AD200Pro はカメラの上に載せて使えますか

載せる機種ではありません。国内代理店の仕様表にホットシューの記載は無く、同梱品はライトスタンドホルダーです。シンクロの方法として書かれているのも3.5mmシンクロコードとワイヤレスコントロールポートの2つです。カメラから離して置き、GODOXのワイヤレストリガーで光らせる設計になっています。

AD200Pro と AD200Pro II の違いは何ですか

最大出力200Ws、リサイクルタイム約0.01〜1.8秒、フル発光500回、ガイドナンバー52/60は同じです。変わるのは、出力の下限が1/256から1/512へ1段深くなること、制御グループが5から16に増えること、閃光時間の上限が1/15380秒から1/23500秒に伸びること、ヘッドがH200 IIとH200J IIになること、充電器がUSB接続のクレードル式になることです。2026年9月1日に同じ店で確認した実売価格は60,500円と65,626円で、差は5,126円でした。

本体だけ買えば撮影できますか

GODOXのワイヤレストリガーを持っていない場合は、別に必要です。同じ店の2026年9月1日の実売価格で、X2Tが10,659円、X3が14,212円でした。本体と合わせると71,159円からになります。すでにGODOXのトリガーや、送受信に対応した同社のクリップオン(V1 Proなど)を使っている場合は、追加の出費なしで同じ電波系統に載せられます。

ヘッドは別に買う必要がありますか

スピードライトヘッドとフラッシュチューブヘッドの2種類が同梱されています。代理店も「発光部は、AD200と同様、スピードライトヘッドとフラッシュチューブヘッドを同梱」と書いています。別売になるのは、丸型のH200Rラウンドフラッシュヘッド、LEDライトヘッドAD-L、エクステンションフラッシュヘッドEC-200などの追加ヘッドです。

AD100Pro や AD300Pro とどちらを選べばいいですか

写真の明るさは絞りの段で数えます。AD100Pro(100Ws)からAD200Pro(200Ws)はちょうど1段で、2026年9月1日の同一店の実売では差が11,880円でした。AD200ProからAD300Pro(300Ws)は約0.585段で、差は23,430円です。1段に直すと11,880円と約40,054円になり、明るさを買う値段はAD200Proの手前までが安く、その先で急に高くなります。

AD200Pro は2台つないで使えますか

使えます。代理店は「デュアルパワーフラッシュブラケットを使い、2灯を組み合わせて400Wsのフラッシュとして使用することも可能」と書いています。ブラケットAD-B2は2026年9月1日の同一店の実売で10,285円でした。

AD200 用のアクセサリーは AD200Pro でも使えますか

使えます。代理店が「アクセサリー等は、従来のAD200と共通で、そのまま使用することができます」と明記しています。後継のAD200Pro IIについても、店の商品説明に同じ記載があります。ただし個々のアクセサリーの適合は購入前に確認してください。

GODOX AD200Pro

仕様と希望小売価格は2026年9月1日に国内代理店(ケンコープロフェショナルイメージング)の製品ページで確認しました。実売価格は同じ日に、KPI日本正規版を扱う正規取扱店1店で、比較した全機種とアクセサリーをそろえて確認した税込価格です。価格は変わるので、リンク先で確かめてください。

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GODOX AD200Pro 60,500円
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